キバナコスモスの約束【蜂楽廻】

蜂楽side ページ25

蜂楽side




遠くからAが俺を呼ぶ声が聞こえる



意識はそうはっきりしてはいないが、熟睡してたわけでもなかった



と、頭に何か触れた感じがした




とりあえずまだ眠かったため、俺は寝返りをうった気がする




何かが腕にいい感じにはまった気がする
どうせ枕か布団か、、そのあたりでしょ








気を取り直してまた眠りに落ちかける





だけどなんか体が揺れてる感覚がある。まだ眠いんだけど




そう思いつつ眠い目を少し開ける
⸺と、すぐそこにある大きな目と目が合う








よく知った顔、、、
なんかAがいる気がするんだけど
こんなとこにいるわけないよね





「ん………A？」

と試しに声をかけてみることにした






すると顔を赤くして返答し、顔を背ける
















⸺は？？なんでこんなとこにAがいんの？？？


俺はそんな様子のAを見て、なんとも言えない気持ちになった








また、、、またあの顔だ、、、、
電車のときにも見た、、あの顔、、、





どうしょうもない気持ちが俺を襲う、、、



なんだろうこの気持ち


俺、、変だ





でもこの状況、、、なんでこうなったんだろう。これって俺がやっちゃったかんじ？



んー、でも、、違うかもしれないし、、




⸺あ















「A、寝込みを襲おうとしたの？えっち♪」









そう言うと、次の瞬間⸺ばかと言われるのと同時に頬に衝撃が走って完璧に目が覚めた

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