キバナコスモスの約束【蜂楽廻】

否定 ページ21

時は少し進んで、今はチームZの部屋に入って簡単な自己紹介をし合ったり、私と廻の関係性についてみんなに説明をしている最中である



蜂「そーいうわけで、Aは俺達のサポートをするためにここにきたってわけ」

まぁ、ほとんどは廻がしてくれたけど


潔「なるほどな。じゃあ二人は昔っからの長い付き合いってわけだ」


『そんなかんじです』


と、そこへ爆弾が投下される



我牙丸「じゃあ、、二人はずっと一緒にいるみたいだけど、LOVEって関係じゃあないってことなのかー、、？」

と、ゆっくり話しながら指でハートをつくる我牙丸くん


それに対する返事を食い入るように前のめりしてきた五十嵐くん、成早くん、今村くん


前のめりしないにしても、シーンとなりこちらに視線を送るその他のみんな


とても視線が痛い
最近視線が痛いようなことが多い、、


『え、えっとそれは⸺「ないない！俺達昔から仲いいって言っても、ほんとにただの幼馴染だから♪どっちかっていうと兄妹みたいなほうが近いかなー」




答えるのがおそかったからなのか、廻が代わりにみんなに否定する
なっ♪と、同意を求められ

『そ、そうそう！！そんなふうに見ることないしね！』


と賛同する


それを聞いて、前のめりになっていた3人はなぜかちょっと嬉しそうに

ワンちゃんある、だの
俺でも大丈夫か、だのブツブツいっていたが



雷「あーーーーーー！んなんぐずぐず話してんじゃねーよっ！おら、おれは強くなるためにトレーニングすっからな！！！！！お前らだけで勝手にやってろよ！」


勢いよく立ち上がり雷市くんは行ってしまった
それに続くように、みんなやる気を出してトレーニングしに向かう



わたしもサポートするために一緒に向かうのだった






それよりも先程の廻の答えに、ちょっとスッキリしない感じを覚えた


この感じはなんなんだろう⸺


引っかかるのに、何かわからない

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