【ハイキュー】暗い森のサーカスパロ (ページ6)

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サーカス５回目ページ6

日向side

「青い獣…？」
今度も俺の知っている誰かが居るのかな…
もう、見るのも嫌になってきた。帰りたい。
岩泉「これが青い獣だ。」

「木兎さん…」

木兎「…」

木兎さんは俯いたまま。
なにもしようとしない。

俺は木兎さんに近付いて、木兎さんの肩を揺らしながら叫んだ。

「木兎さん！！目を醒まして下さい！！！俺です！日向翔陽です！」

木兎「ヒナタ…ショウヨウ？人間か？」

なっ何を言ってるんだ…木兎さん…

「はっはい！人間ですよ！だから…｣

木兎「やっときた…《いただきます》｣

「え？」

ガブッ

「＿＿＿＿！？」

木兎「うめぇ…アハハハハハハハ！！もっと！！もっとくれよ！あかーし！！」

俺は木兎さんに肩を“喰われた”。ズキズキする…

及川「ありゃりゃ〜勝手に食べちゃダメじゃーん！もぉ！٩(◦`ω´◦)۶」

木兎「うっるせぇよ…俺は腹が減ってんだ！！次のサーカスはまだか！！…早く喰わせろ…」

岩泉「大丈夫か？日向。」

岩泉さんが俺の肩を消毒してくれた。

「あっありがとうございます…」

木兎「二つ頭何してるんだよ？ソイツは、俺の“餌”だろ？返せ…返せ！！！」

及川「ごめんね〜(；・∀・)後でキッチリ《お仕置き》しておかないとネ☆」

木兎「…！？嫌だ…嫌だよ！！ソレだけは辞めろ！」

及川「またね〜♪(´ω｀)」

木兎「………嫌だ…助けて。『あかーし』」ﾎﾟﾛｯ

木兎さんが涙を流した…初めてみた。
その涙は、『美しかった』