行動その4 ページ5
昨日、赤葦を振り向かせてみせると決意した私。ただいま、朝練に向かっております。
ふぅ、と息をついてガラガラと少し重い体育館の扉を開ける。
「おはようございます!!」
ネットを張っていた赤葦がこっちに顔を向ける。
「おはよう、A。」
「!おはよう、赤葦。」
ドキッ、と少し大きめに心臓が鳴る。やっぱり赤葦はふわり、とキレイに笑うから、朝からドキドキしてしまう。
赤葦の真似をして、私も少し微笑んでみせた。
先輩達がいると思って大きな声で挨拶したが、よく見るとちらほらといるだけだった。
そっと赤葦に近づいてみる。
「...今日、いつもより来るの早いね。」
「ああ、少し早く起きちゃってさ、早めに来たんだ。Aもいつもより少し早いね。」
「うん。 ...今日は早く来たい気分だったの。」
『早く来れば、赤葦と少しでも話せるかなと思って。』
ポロッ、と零れてしまった本音には気づかないふりをした。
〈話しかける、成功〉
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こんにちは。作者です。
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嬉しすぎて、少しスランプ気味だったのですが更新しました!
登録してくださった方、ありがとうございます。
作者自身、絶賛春休み中なので新学期に入るまでに完結を目指しています。
少しずつですが更新したいと思っていますので、これからも読んでいただけると嬉しいです。
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作者名:咲夢 | 作成日時:2019年3月22日 16時