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予想通り、職員室から木兎くんが出てきた。
「はぁ.....はぁ.....ぼ.....木兎くん.....!」
兎「ん?.....え"?!鈴、どうしたんだ!?」
そりゃあ、女子高生が走って男子のところに来たら、告白か1発殴られるかのどっちかって思うよね。
思わないか.....。
「あ.....あのね......赤葦くんが呼んでたよ.....。」
瞬間、目を輝かせた木兎くんは急いで教室に向かった。
ありがとう!遠くから聞こえた。
赤葦くんの名前を言ったときの木兎くん、キラキラしてたなぁ…。相棒ってこういうことを言うのかな。
少し微笑ましくなって、少し笑みがこぼれた。
彼の後を追うように、私も引き返した。
2人は既に部活に行ったのか、荷物も人影もなかった。
ただ1つ、丁寧な字で
"助かりました、ありがとうございます。赤葦(^^)"
とかわいい絵文字付きで書かれた紙が私の机に置かれていた。
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晶 - 面白いです!!早く続きが読みたくなっちゃいました笑更新頑張ってください(^^) (2019年1月30日 17時) (レス) id: 828f6948d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:郷音 | 作成日時:2019年1月23日 0時