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ペット07 ページ8
気が付くと頭痛は消えていた。
ふとした時に自分じゃない息遣いが聞こえる。
独りじゃないことを思い出す。
A「そういえば君名前はなんて言うの」
名前だ。私は彼の名前を知らないのだ。
ここで暮らしていく以上呼び名を知る必要がある。
赤葦「名前、なんでもいいですよ。
好きなように呼んでください。ペットってそういうもんですよね？」
A「そ、そっか
うーん、じゃあ
モモ！！！」
赤葦「…モモ、ですか」
A「そうそう。小さい頃飼ってた猫に似てるんだよね〜、髪の毛なんてそっくり」
赤葦「(猫ってなんだよ)
オネーサンは？」
A「あ、私？
私はA」
赤葦「Aちゃん…
可愛い名前ですね。」
私の名前を呟いて微笑む彼は猫のようで
私も釣られて微笑んでいた
続く (更新停止中)
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作者名：朱雀 | 作成日時：2015年12月11日 18時
