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芽生えた気持ち1 (監督) ページ8
「買い物行ってくるね」
談話室で作業をしていると、Aがそう言って出て行こうとするので顔を上げて止めた。
監督「え?一人で行くの?」
「うん?だめ?」
監督「荷物重くなっちゃうでしょ、誰か一緒に…」
咲也「あ、俺行きますよ!」
太一「俺っちも行くッス!」
真澄「…俺が行く」
万里「しゃーねぇな、俺が行ってやるよ」
談話室にいた団員が次々に名乗りを上げる。咲也くんは純粋な気持ちからだと思うけど、他はみんな下心が見え見えだ。私が行く時にはあんまり進んで付いて来てくれないのに…。
監督「さすがに付き添いは一人で大丈夫だと思うけど……どうするA?」
「えっと、じゃあ咲也さんお願いしていいですか?」
咲也「うん!任せて!」
一番文句を言われない選択をしたA、賢い。
「じゃあ行ってきます」
咲也「行ってきます!」
監督「行ってらっしゃい」
万里「チッ…」
太一「残念ッス……」
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作者名:iha | 作成日時:2020年1月22日 17時