面白い子 〜森久保side〜 ページ4
ふぅ…やっとひと息つける。
土砂降りの雨の中1人の女の子を助けた。
俺が声かけた瞬間、その子は眠りにつくように気を失った。そのまま放置するわけにもいかないから俺は助け俺の家へと連れてきた。
ppppr...
んだよ…こんな時に…
俺は画面の文字を見て一瞬固まった。
そこには〈美代子〉の文字があったからだ。
美代子…それは俺の現在の嫁。
彼女はパティシエールでいまは外国に出張している。
森久保「もしもし?」
美代子「もしもし、祥太郎さん?いま大丈夫だった??」
森久保「ん?大丈夫だよ。何かあった?」
美代子「んーん。祥太郎さんの声聞きたくって…」
森久保「ふふ。そんな嬉しいこと言ってくれるなよ。会いたくなるだろ?(微笑み」
美代子「私も、祥太郎さんに会いたい…」
森久保「でも今はパティシエールとして頑張るだろ?わかってるから大丈夫だよ、な?」
美代子「ありがと。祥太郎さん」
ガタッΣ
美代子「誰かいるの?」
森久保「あぁ、後輩だよ後輩。
さっきまで飲み潰れて起きてきたのかも知んない」
あれ…?
なんで俺、いま嘘ついたんだ??
美代子「あら、そうなの?じゃあ、また電話かけるね?」
森久保「うん、じゃあね」
なんでやましいことなんて何もねぇのに…
それより、さっきの子が起きたのかな…?
自分の言動に疑問に思いつつも森久保は彼女を寝かしてある部屋へ行き、ドアを開けると彼女がちょうど毛布をめくってベッドへ戻ろうとしていたところだった。
バッチリ俺と目があった。
その瞬間、彼女は顔がゆでダコのように真っ赤に染まりアタフタし始めた。
『アワアワアワ…///』
思わず俺は吹き出した。
だって!こんな反応されたの初めてだもん
森久保「落ち着けって(笑」
『ぁ、えっと、そその、っと』
森久保「深呼吸、深呼吸」
俺がそう言うと彼女はその場で深呼吸し始めブツクサと何か言っていた(笑
何この子超面白いんだけど(ぷぷっ
- 金 運: ★☆☆☆☆
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寺島拓篤
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森久保芽愛 - すっごい面白いですっ!更新ファイトです (2016年1月9日 21時) (レス) id: fc27fc5479 (このIDを非表示/違反報告)
TOSHIKO(プロフ) - とても面白いです!続き、楽しみにしています(*´ω`*) (2015年12月6日 19時) (レス) id: ad835ef59b (このIDを非表示/違反報告)
ミュウ(プロフ) - 声優大好きさん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえると励みになります!これからも宜しくお願いします! (2015年12月3日 21時) (レス) id: a2b0108f51 (このIDを非表示/違反報告)
ミュウ(プロフ) - しもんぬ大好き人間さん» コメントありがとうございます!これからも宜しくお願いします!! (2015年12月3日 21時) (レス) id: a2b0108f51 (このIDを非表示/違反報告)
ミュウ(プロフ) - 葵さん» コメントありがとうございます!そしてご指摘ありがとうございます!変更させていただきました!本当にありがとうございます! (2015年12月3日 21時) (レス) id: a2b0108f51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミュウ | 作成日時:2015年10月18日 17時