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病院…? ページ4

「んー…」

?「お気づきですか?」

「どなたでしょう…?」

茨「失敬!自分は七種茨と申します!」

「七種、茨さん…?」

茨「貴女を助けたのですよ。」

「え?」

茨「しばしお待ちを、お医者様を呼んで参ります。」

「お医者様を…?ここは、病院…!?」



医者「あなたの名前を教えてください。」

「えっと、立花Aです。」

医者「では、あなたは学生さんですか?」

「…わかりません。」

医者「ゆっくりでいいですよ。もしかしたら…記憶喪失かもしれません。」

「記憶喪失、ですか?」

医者「はい。家族、友達は覚えていますか?」

「いいえ…その事を考えるとクラクラしちゃって…」

医者「家は?」

「…わかりません。」

医者「そうですか…。ではどこに住むか検討はついていますか?」

茨「ご心配なく!」

「え?」

茨「自分の経営している所に住んだらどうでしょう?」

「確かに、家わかんないし…」

茨「まぁ、少々シェアハウスっぽいのですが。」

「家が無いより、よっぽど良いです!」

医者「七種さんなら信頼できますね。」

茨「ありがとうございます、Aさんのことはお任せください!」

医者「Aさんは記憶喪失以外、何ともないようですし。今日だけ入院してみましょう。」

「はい。」

退院後…→←プロローグ



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作者名:キアルの抹茶屋 | 作成日時:2020年3月17日 15時

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