類は友をなんとやら。 (ページ4)

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ひとつうえページ4

生理でだるくて大学の講義をサボって部屋で三度寝を決め込もうとしてたらケータイから着信音

「…なに？」

低血圧でイライラしながら画面も見ずにとりあえず電話をとる

「なんで今日来てねーの？」

その声は樹のものだった

「なんかだるいから。切っていい？」

「いや、きょもがAのこと探してたから一応教えとこうと思って」

「わかった、ありがと」

わたしはそれだけ言って電話を切る

大我くんが私を探してるってことは、やばい！と思いだるい体を起こして玄関の方に向かう。

急いでチェーンをかけようとしたらガチャっと扉が開く

「おでむかえ？」

案の定私の部屋に何の了解もなしに入ってきたのは大我くんだった

「入れないようにチェーンかけようと思って。」

「えーひどいじゃん」

そういいながらも私の家の中に勝手に入っていく大我くん

「なにしにきたの？」

「薬とあまいの持ってきたの」

ニコッと笑って私のお気に入りのラグの上に座った

ここ座りなよって大我くんは自分の横をポンポンって叩いた

ここわたしの家なんですけどね。