類は友をなんとやら。 (ページ22)

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可愛い後輩ページ22

めちゃくちゃ飲みたい気分だったのに誰とも予定が合わなくて、

久しぶりに1人で一応所属しているサークルの飲み会に参加した。

スポーツサークルとは言っているけど、まぁ殆ど飲みサー

「「「かんぱーい」」」

近くにいた人グラスを突き合わせてお酒を飲み始めた

特に席に決まりがないから代わる代わる男の人が私の席の近くに座って話しかけてくる

やっぱり1人で飲みに行けばよかったかな、なんて考えていたらすぐ隣に誰かが座った。

さっきのみんなよりも近くに座ったので少し驚いて目を向けた

「A先輩、今日は1人なんですか」

その男の子は優しい顔を浮かべてわたしに尋ねた

話したことあったっけ、と頭を捻らせていたら

「覚えてないですよね、おれ目黒蓮っていいます」

「忘れちゃっててごめん、目黒くん」

「すっげぇ前に一瞬話しただけなんで仕方ないっす」

そんなことあったっけとまた考えていたら目黒くんがハハっと声をあげて笑った

「A先輩ってめっちゃわかりやすいですね、いつだったっけって考えてたでしょ」

図星をつかれて本当に顔に出てたんだ、と恥ずかしくなってヘラッと笑った