類は友をなんとやら。 (ページ14)

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「座ろ座ろ〜」

ジェシーくんは自己紹介をしたら満足したのか私の腕を引っ張って慎太郎とジェシーくんの間に私を座らせた

「Aいつものでいい？」

「うん、ありがと」

慎太郎が私の飲み物を頼んでくれてみんなで乾杯をしてお酒を飲みはじめた

ジェシーくんは慎太郎とサークルで意気投合して一気に仲良くなったらしい。

ずっと横でギャグを披露していて、もうお酒が回ってきたのかよく話してる。

「それにしてもAちゃんかわいいよね、1回遊びたいなぁ」

距離感がバカなのかなってくらい私に顔を寄せてジェシーくんはつぶいやいた。

「他の奴はどうでもいいけど、こいつだけはダメ。」

すっかり酔っ払ってたはずの慎太郎がジェシーくんから私を引き離して自分の足の間に座らせた

「Aもいい加減警戒心もって？」

慎太郎が困ったように眉を下げて私に優しくそう言うと

「じゃあもう席替えな！！」

大きい声で叫んで私を壁と大我くんの間に座らせた