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今日も特に変わりなく適当に過ごすつもりだった
いい具合にサボってた大学にも最近顔を出すようになったし私としては及第点。
ボケーっと講義を受けていたら少し前に座っている北斗をみつけた
その横には女の子が座っていて近しい距離で北斗と笑い合っていた
彼女できたんだなって思ったのと同時に私には何も関係ないはずなのに苦しくなる
なんだか見ていたくなくて机に伏せた
そのまま寝てしまっていたみたいで目を覚ましたら辺りに人はいなかった
前ならわたしが講義で寝てても北斗が起こしてくれてたのに。
なんて、また北斗のことを考えてしまう
そのまま何も考えず樹の家に帰った
頭が使い物にならなくなったみたいに私はずっと何も考えないでいた
「なんかあった？」
いつのまにか帰ってきていた樹が心配そうな顔で私を覗き込んでいた
樹の心配してくれる顔好きだな。って何も返さないでただ整った顔を眺めた
「なぁきいてる？」
何も答えない私に更に心配の色を浮かべる
「樹はさ、わたしから離れていかない？」
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作者名：あかにこ | 作成日時：2021年10月1日 21時
