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もう一緒に住んでるんじゃないの？ってくらいわたしと北斗は同じ時間を過ごしてた
一緒に学校に行って一緒に帰ってきてご飯だって一緒にたべて。
私が食事をあまりとらないのを知ってか、
あれからも北斗はほとんど自分の家には帰らないで
私の家でご飯を作って一緒にたべてくれた
北斗のものが家に少しずつ増えていくたび
私はどんどん北斗から離れられなくなった
「考えごとでもしてんの」
借りてきた映画を一緒に見ていた北斗が心配そうに私の顔を覗き込んだ
「してない」
私はそれだけ呟いて隣に座っていた北斗の肩にもたれかかった
北斗は何も言わないでそのままわたしの頭を撫でてくれた
安心するな、なんて思いながら私はそのまま北斗に身を預けて意識を手放した
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作者名：あかにこ | 作成日時：2021年10月1日 21時
