貴方の隣にいたくて

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新選組side
目が覚めると腕の中のぬくもりがないことにきづいた
慌てて屯所中を探すが誰も見かけてはいなかった
最後に金崎の部屋に行くとやはり姿はなく机の上に紙だけがあった

それは手紙だった

手紙を持って副長のところに向かう

斎「副長。金崎の部屋にこれが。」

土「手紙？」

副長は手紙に目を通すと隊士を集めた

土「近藤さん。これを。」

近藤さんは手紙を受け取り読み始める

『新選組の皆さんへ』

ーまず初めに皆さんに謝らなくてはいけません。
いきなり姿を消してしまい申し訳ございません。
実は少し前から体に異変が起こりいつ元の世界に戻るか分からない状況だったのでお手紙を残すことにしました。
新選組の方たちはとても優しく突然きた私を戸惑いながら受け入れてくれました。
本当に感謝しています。ー

『近藤さん』
ー近藤さんはいつも温かくて大きな手で優しく包んでくれるお父さんみたいな存在でした。顔を合わせるたびに気にかけてくれ話を聞いてくださりありがうとうございます。ー

『土方さん』
ー自分から嫌われ役をやりいつも苦労する土方さんですがたまには息抜きも大切ですよ？近藤さんがお父さんなら土方さんはお母さんのようなかたでした。だけどあの拳骨は本当に痛かったのでくれぐれも千鶴ちゃんにはしないでくださいね？それと俳句の隠し場所は変えたほうがいいですよ。ー

『沖田さん』
ー約束を守ってくださりありがとうございます。なのに私は守れなくてごめんなさい。沖田さんには何でもお見通しだった気がします。稽古をつけてくれたり意地悪なこと言いますが本当は優しい方だということを知りました。あまり土方さんで遊ぶのはほどほどにしてあげてくださいね？ー

『平助君』
ーいつも元気で真っすぐな平助君。太陽のような平助君から太陽を奪ってしまってごめんなさい。だけど私は平助君の明るさにいつも助けられていました。どうかその明るさでみんなを照らし続けてください。ー

『原田さん』
ー優しく周りを常に見ていてさりげない手助けができる人でした。原田さんが人気な理由が少しわかった気がします。だけどお酒はほどほどにしてくださいね？ー

『永倉さん』
ー島原に行くのは良いですが、ほどほどにしてくださいね？それと平助んのおかずもあまりとらないでくださいね？ー


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申し訳ございません
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