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ｶﾞﾁｬ
玄関の鍵が閉まった。
私と海くんは部屋の中。
「ほ、本気ってどういう意味ですか、？」
じりじりと壁にせまってくる。
中「子供じゃないんだからわかってるでしょ？」
壁と海くんに挟まれ、顔の距離はあと50cm。
中「いやなら逃げてね？」
そういうと海くんは私の腰に手を回して、
ぐっと距離が縮まった。
中「、、、逃げないの？」
そう言うと唇に触れる感触。
何か答えようとしても唇を塞がれて答えられない。
やっと離れたって思ってもまた塞ぐ。
中「ぷはっ。え〜Aちゃん可愛い。続きしよっか？」
と手を差し伸べられる。
私はその手を握れなかった。
中「俺のこと嫌い？」
海くんはずるい。
嫌いなわけではない。
でも、、、
私は振り向いてくれない元太先輩が好きなのだ。
どうしようもなく。
今、海くんに身を委ねるのは簡単だし、
海くんなりに私を大切に、愛してくれるのはわかる。
「私が、、、私が中途半端でもいいんですか？」
中「いいよ。全然、俺がAちゃんのこと振り向かせればいいんでしょ〜？」
中「だって、俺、Aちゃんが元太のこと好きって知ってるよ？」
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あこ(プロフ) - 、さん» ありがとうございます。外し忘れていました(泣) (2020年8月15日 15時) (
レス) id: c20a714241 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あこ | 作成日時：2020年8月15日 15時
