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ナンパ ページ8

どれだけ走っただろう

無我夢中で走ったため、ここがどこかもわからない

スマホ…はあるな。

ポケットからスマホを取り出し、現在地を調べる


?「その制服梟谷だよね?」

モブ「君めっちゃタイプなんだけど」


似てない…か。頭の中でお兄ちゃんとは似てないという言葉がリピートする


モブ「え、無視?」

?「おーい、聞こえてる?」


肩を触られ目が覚める


「え、誰?」

モブ「聞こえてなかったの?w」

?「反応遅www」


音駒の制服…お兄ちゃんの友達かな?

お兄ちゃんなら家にいないと言おうとすると


赤「あの、俺の連れに何か用ですか?」


赤葦がやってきた


?「げ、赤葦クンじゃん。」

赤「黒尾さん、夜久さんに言いつけますよ」


どうやら知り合い?のようだ


?「モブ、帰ろうぜ」

モブ「何、知り合い?てか夜久強w」


さっきの人達が去って行くと赤葦が


赤「違ったらすみません。春日…?」


おかしなことを聞いてくる


「そうだけど…?」

赤「え、あー、やっぱり?そのパーカーで春日だと思ったけど他が怪しかったから…少し心配だった」


…そうだった。そのまま出てきたんだ。


「赤葦は何でここにいんの?」

赤「俺ん家この辺」

「へー、ちなみに駅ってあっちだよな?」

赤「うん」

「ありがと。じゃ」


お礼を言って別れようとしたら赤葦もついてくる


赤「駅まで送る。この辺誰もいないし大丈夫だから」


この前校門まで送ってくれた時のことを覚えていたのか。


「別にいいよ。赤葦部活帰りっしょ?疲れてるし帰りな」

赤「俺が好きにしてるから気にしないで(さっきみたくナンパされるだろうし)」

「じゃあ…駅まで」


私と赤葦は話しながら駅へと歩く


赤「春日は何でここに?」

「んー…なんとなく?」


本当の理由は伏せ、嘘をつく


赤「春日らしいね…」

「でしょ」


少し罪悪感を抱きながらも会話を続ける


赤「電車で帰るの?」

「うん」

赤「気をつけてね」

「何もないさw」

赤「さっきナンパされてたの誰だよ」


え、あれナンパなのか。


「ナンパじゃなくて兄の友達かと…」

赤「用があったらそそくさと帰らないでしょ」

「ナンパに詳しいんだな」

赤「春日が鈍すぎるんだよ」


私鈍いんだ、知らなかったよ。


「これから色々教えてくれよ。」

赤「ああ、その方がいいな。その代わり全部覚えてよ?」

「努力する」


これを機に、私は赤葦に色々と教えてもらうことになる

可愛い→←トモちゃん



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設定タグ:ハイキュー!! , 赤葦京治   
作品ジャンル:恋愛
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夢野(プロフ) - アオさん» ありがとうございます。夢主ちゃんはこれからもっと可愛くなっていくはず…ですw (2018年4月24日 6時) (レス) id: 7f06a1c329 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - はじめまして。この作品めっちゃ面白いです。夢主ちゃん可愛い!「一年生の松川ちゃん」も少しずつ読んでます。更新頑張ってください。 (2018年4月24日 0時) (レス) id: 95a693fe0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢野 | 作成日時:2018年4月15日 19時

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