第５４話 ページ10
＜雅紀サイド＞
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雅「・・・・・風見くん・・・・？俺らを・・・裏切ってたの？」
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俺は震えた声で
彼にそう聞いた。
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すると
風見くんは
拳銃をおろした。
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・
風「・・・・・・裏切ったんじゃ、ないんです」
・
風見くんは
少しさみしそうに笑って言った。
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風「説明をしてる時間は無いので・・・今から、俺の言うことを聞いてくださ
い・・・ここまで連れてきたのは、怪しまれないためです。俺が“ここ”を
裏切ったと、知られたくないんで」
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何の話をしてるのか
まったく分からない。
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雅「ちょ、風見くん・・どういう、こと？」
風「だから、説明はしません。落ち着いて、聞いてください」
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風見くんが
あまりに真剣で
・
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彼が敵か味方か分からないけど
とにかく彼の言う通りにしようと思った。
・
風「・・・・櫻井くん・・・もう少し、我慢してください・・・」
・
風見くんは
悔しそうにつぶやいた。
・
苦しそうな翔ちゃん。
・
俺は翔ちゃんを支えなおして
風見くんを見た。
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・
風「しばらくして、動けそうになったら・・・この部屋を出て、すぐに右に
向かってください。ひたすら右に行くと、壁が見えます。その壁づたいに、
ひたすらまた右に行ってください。すると、門が見えます。あらかじめ、俺が
その門を開けているので」
・
風見くんは
逃げ道を教えてくれた。
・
雅「・・・ん、分かった。でも・・なんで？」
風「それは、いいから。あと、俺は、この組織に裏切ったと知られたら、困る
ので、言わないでくださいね。多分、今、行方不明ってことになってるかも
ですが・・・」
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風見くんは
口ごもる。
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何があるのか
俺には分からない。
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けど・・・
・
雅「信じるって言えないけど・・・だけど、言う通りにするから」
・
翔「うん・・・そう、だよね・・・安心、して・・風、見くん・・・・」
・
翔ちゃんも
無理やり笑顔をつくった。
・
そんな俺らを見て
風見くんは
・
目に涙をためているように見えた。
・
やっぱり・・・・
・
・
風見くんが
敵なのか味方なのか
俺には分かんないよ。
・
風「じゃあ・・・俺は行くので・・・・ごめんなさいっ！」
・
風見くんは
頭を下げて
そのまま走って
部屋を出て行った。
・
言った通り
鍵を閉めずにー・・・・・。
ラッキー嵐コンビ
雅紀×潤
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ほーあ(プロフ) - あっ！！！ごめんっ！！ほーあだけど元、穂翔だよ！！！名前変えたのを忘れてた…… (2012年9月18日 23時) (
レス) id: 689bbdf980 (このIDを非表示/違反報告)
翔しゃん(プロフ) - 尚翔☆さん» 嬉しいーっ！ぁたし、アンケートは結果しか見てなかったんで…新作待ってますよぉ(^^)超能力って書くの難しいですね(；´Д`A (2012年9月18日 22時) (レス) id: f96951578f (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆ - 翔しゃんさん» ありがとです♪そうですね・・・私、S氏担なんで・・・ｗｗ今回は、一応・・・コンビとしてはバンビメイン？かなぁ・・・この前、アンケートとったやつです★超能力♪頑張りますよ〜 (2012年9月18日 21時) (レス) id: 4e144e1dc1 (このIDを非表示/違反報告)
ほーあ(プロフ) - 二人の過去がぁ〜……うわぁーん！！！！！((うるさい。翔くん生きててよかったねーー！！！さと兄ちゃん！！ (2012年9月18日 17時) (レス) id: 689bbdf980 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ - やっぱ小学生って想像力とかないんだよね・・・ (2012年9月18日 17時) (レス) id: 39f86df9e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*nao*（元：尚翔☆）
| 作成日時：2012年8月25日 17時
