第５３話 ページ9
＜雅紀サイド＞
どんどん近づいてくる男たち。
・
「こいつらは、俺が閉じ込めておきます」
・
１人の男がそう言った。
・
「・・・分かった。すぐ戻れ」
「はい」
・
始めの男以外が
俺達から離れて
いなくなった。
・
どうせ
もう抵抗しないだろうからって
そうしたんだ。
・
どうせ、抵抗なんて
できないけどさ。
・
カチャ
・
残った男が
拳銃を静かに俺らに向けた。
・
男は帽子を深くかぶっていて
顔が見えない。
・
「・・・・立て」
・
雅「・・・・・・翔、ちゃん・・・」
・
俺はしぶしぶ、
横で苦しそうにしている翔ちゃんを支えた。
・
翔「・・・っっ・・あぁ・・いっ・・」
雅「大丈夫？」
翔「はぁっ・・・ごめ・・」
・
翔ちゃんは
俺の腕にしがみついて
ゆっくり立ち上がった。
・
撃たれたのに
よく立てたなぁ・・・
と、いっても
撃たれた右足をひきずるようにして
俺に支えられながら歩く。
・
熱も悪化してる・・・
俺の腕をつかむ手の力も
手首の怪我のせいで弱いから
ほとんど、俺が翔ちゃんの腕を握って
支えてる状態。
・
今、俺らの後ろで
拳銃を向けてる男を
なんとかできれば
良いんだけど
・
到底
今の俺らにはそんな力がない。
・
下手に動いたら
また撃たれるかもしれない。
俺ならいいけど
また翔ちゃんが撃たれたら・・・
・
そう考える。
・
そして
たどり着いたのは
・
・
さっきとは違う場所。
・
男に押され
俺らはその建物の中に入った。
・
そこは
さっきと同じ小屋のような一つしか部屋がないつくりで
さっきと同じくらいの広さだった。
・
俺は
翔ちゃんを支えながら
部屋の真ん中あたりまで行った。
・
すると
男は俺らに拳銃を向けたまま
俺達の前まで静かに歩み寄った。
・
・
そして・・・
男は
拳銃を向けたまま
帽子を静かにとった。
・
見えるようになった顔。
・
・
その顔を見て
俺は驚きで、一瞬声が出なかった。
・
・
だって・・・・
・
・
翔「・・・・はぁ・・・っ・・なん、で・・・・
・
・
・
・・・・・・風見くんが・・・？」
・
・
拳銃を持ったままの男・・・・・・
・
・
風見くんは
黙って
俺らを見ていた。
ラッキー嵐コンビ
雅紀×潤
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ほーあ(プロフ) - あっ！！！ごめんっ！！ほーあだけど元、穂翔だよ！！！名前変えたのを忘れてた…… (2012年9月18日 23時) (
レス) id: 689bbdf980 (このIDを非表示/違反報告)
翔しゃん(プロフ) - 尚翔☆さん» 嬉しいーっ！ぁたし、アンケートは結果しか見てなかったんで…新作待ってますよぉ(^^)超能力って書くの難しいですね(；´Д`A (2012年9月18日 22時) (レス) id: f96951578f (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆ - 翔しゃんさん» ありがとです♪そうですね・・・私、S氏担なんで・・・ｗｗ今回は、一応・・・コンビとしてはバンビメイン？かなぁ・・・この前、アンケートとったやつです★超能力♪頑張りますよ〜 (2012年9月18日 21時) (レス) id: 4e144e1dc1 (このIDを非表示/違反報告)
ほーあ(プロフ) - 二人の過去がぁ〜……うわぁーん！！！！！((うるさい。翔くん生きててよかったねーー！！！さと兄ちゃん！！ (2012年9月18日 17時) (レス) id: 689bbdf980 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ - やっぱ小学生って想像力とかないんだよね・・・ (2012年9月18日 17時) (レス) id: 39f86df9e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*nao*（元：尚翔☆）
| 作成日時：2012年8月25日 17時
