第５０話 ページ6
＜潤サイド＞
・
・
二人から電話がかかってきて
もう５時間が経っていた。
・
夜の１１時過ぎ。
・
俺達３人は
ずっと、あれからリビングのソファに座って
黙ったまま。
・
周りにいる刑事さんやらスタッフやらが
動き回ったり
何かを話したりしてるけど
・
俺達には、何もすることがない。
・
二人を捜したいのは
山々なんだけど・・・
・
やみくもに
動きまわったって
捜し出せないし・・・
・
悔しい。
俺には
その気持ちで一杯だった。
・
智「・・・あの、ニノの携帯につながらないんですか？」
リーダーが
近くにいた刑事さんに聞いた。
・
刑「電波が弱くて、つながらないんです。今、わずかな電波で場所を特定して
いる途中なんです。もう少し待ってください」
・
智「・・・はい」
・
リーダーは
しぶしぶうなずいた。
・
ニノも
うつむいて
考え込んでる。
・
犯人の目的は・・・・
・
リーダーの話だと
リーダーと
リーダーの弟。
・
リーダーの弟が
ずっと気になってるんだ。
・
この前
電話でも“弟”の言葉が出ていて。
・
俺はリーダーに
弟がいるなんて知らなかった。
・
多分、他のメンバーも。
・
和「・・・・おーのさん」
・
ずっと黙っていたニノが
うつむいたまま
震えた声を出した。
・
智「・・・・ん？」
和「・・・・・・・二人、・・・・助かりますよね？」
・
ニノは
顔を上げた。
・
目には
あふれ出る涙。
・
リーダーは
そんなニノを見て
優しく微笑んだ。
・
智「・・・・・ん・・・大丈夫・・・・」
リーダーの言葉に
ニノは少し微笑んでまた顔を下げた。
・
・
智「絶対に、死なせはしない・・・」
・
リーダーのつぶやいた言葉は
俺の心に響いた。
・
こんな時
すげーリーダーだよな。
・
やっぱり
俺は
他のメンバーを安心させて
あげられない。
・
俺には
そんな力がない。
・
リーダーみたいに
優しく人を包み込める力を・・・
・
・
この時、俺はそんなことばかり思っていた。
・
リーダーが
どんな思いでいるのか。
・
分かってなかったんだ。
人には感じさせない反面、
どれだけ自分を追いつめていたのか・・・
・
俺には、気づいてあげられなかった。
・
早く、早く
二人を助けたい。
・
そう願っていた時。
・
・
「場所が特定できました！」
ラッキー嵐コンビ
雅紀×潤
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ほーあ(プロフ) - あっ！！！ごめんっ！！ほーあだけど元、穂翔だよ！！！名前変えたのを忘れてた…… (2012年9月18日 23時) (
レス) id: 689bbdf980 (このIDを非表示/違反報告)
翔しゃん(プロフ) - 尚翔☆さん» 嬉しいーっ！ぁたし、アンケートは結果しか見てなかったんで…新作待ってますよぉ(^^)超能力って書くの難しいですね(；´Д`A (2012年9月18日 22時) (レス) id: f96951578f (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆ - 翔しゃんさん» ありがとです♪そうですね・・・私、S氏担なんで・・・ｗｗ今回は、一応・・・コンビとしてはバンビメイン？かなぁ・・・この前、アンケートとったやつです★超能力♪頑張りますよ〜 (2012年9月18日 21時) (レス) id: 4e144e1dc1 (このIDを非表示/違反報告)
ほーあ(プロフ) - 二人の過去がぁ〜……うわぁーん！！！！！((うるさい。翔くん生きててよかったねーー！！！さと兄ちゃん！！ (2012年9月18日 17時) (レス) id: 689bbdf980 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ - やっぱ小学生って想像力とかないんだよね・・・ (2012年9月18日 17時) (レス) id: 39f86df9e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*nao*（元：尚翔☆）
| 作成日時：2012年8月25日 17時
