第８７話〜回想〜 ページ43
＜智サイド＞
・
・
智「・・・翔っ・・・お父さんっ！！」
・
研究所は
激しく炎で燃えていて
・
近づくたびに
火の粉が飛んで来て
痛かったし
熱かった。
・
でも、二人のほうが
辛いだろうし
苦しいと思うから・・・
・
・
俺がこんなことで
立ち止まってられないんだ・・・
・
西「ちょっと、智くん！危ないよ！！」
・
西崎さんが叫んでるけど
俺は無視して
・
人ごみをかき分けながら
・
研究所に近づいた。
・
智「お父さんっ！！翔っ！！」
・
俺が叫ぶと
１人の消防士さんが俺に気付いた。
・
男「どうしたんだい？君が・・・被害者の家族かな？」
智「そうです！！お父さんはっ」
・
男「それが・・・」
・
消防士は
うつむいた。
・
嫌な予感しかしないよ。
・
じゃあ・・・お父さんは・・・・
・
・
智「死んじゃったの？」
・
俺の言葉に
消防士はうつむきながらうなずいた。
・
・
・・・・・・もう、涙さえ出てこないよ。
唐突すぎて。
・
衝撃すぎて。
・
智「翔はっ！？・・・まだ、この中に・・・弟が！！」
・
男「今、探してるよ！！もう少し、待っててくれるか？」
智「お願いします！！どうか・・・弟だけでも・・・助けて・・・」
・
俺の言葉に
消防士は
研究所に近づこうとした。
・
と、その時・・・
・
男「・・・・あっ！！？」
・
消防士はびっくりしたような声をあげた。
・
その視線の先には・・・
・
もう一人の別の消防士が
翔を抱いて
歩いてくるところだった。
・
智「・・・・っ翔っ！！」
・
俺は叫びに近いような声をだし
駆け寄った。
・
智「翔・・・」
・
翔の体はあまりにも残酷だった。
・
痛々しい傷の量。
・
火傷はたくさんしていて
痣も一杯あるし・・・
・
そして
頭からは
血が出ていた。
・
男２「この子は裏側の地面に倒れていました。きっと、２階くらいから飛び
降りたんじゃないかと・・・」
・
２階から
飛び降りた？
・
男「じゃあ、頭からの血はその時の？」
男２「はい。体中の痣も、火による火傷と、飛び下りた際に地面にたたきつけ
られたと思うので・・・その時の痣だと思います」
・
男「そうか、今すぐ救急車で。智くん、着いて行ってあげて？」
智「はい」
・
翔・・・
今の翔の姿を見るのは
物凄く辛かった。
・
そして
お父さんが死んでしまったこと。
・
でも、俺は
まだ信じられないよ。
ラッキー嵐コンビ
雅紀×潤
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ほーあ(プロフ) - あっ！！！ごめんっ！！ほーあだけど元、穂翔だよ！！！名前変えたのを忘れてた…… (2012年9月18日 23時) (
レス) id: 689bbdf980 (このIDを非表示/違反報告)
翔しゃん(プロフ) - 尚翔☆さん» 嬉しいーっ！ぁたし、アンケートは結果しか見てなかったんで…新作待ってますよぉ(^^)超能力って書くの難しいですね(；´Д`A (2012年9月18日 22時) (レス) id: f96951578f (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆ - 翔しゃんさん» ありがとです♪そうですね・・・私、S氏担なんで・・・ｗｗ今回は、一応・・・コンビとしてはバンビメイン？かなぁ・・・この前、アンケートとったやつです★超能力♪頑張りますよ〜 (2012年9月18日 21時) (レス) id: 4e144e1dc1 (このIDを非表示/違反報告)
ほーあ(プロフ) - 二人の過去がぁ〜……うわぁーん！！！！！((うるさい。翔くん生きててよかったねーー！！！さと兄ちゃん！！ (2012年9月18日 17時) (レス) id: 689bbdf980 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ - やっぱ小学生って想像力とかないんだよね・・・ (2012年9月18日 17時) (レス) id: 39f86df9e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*nao*（元：尚翔☆）
| 作成日時：2012年8月25日 17時
