第８４話〜回想〜 ページ40
＜翔サイド＞
・
・
もう、すでに・・・
・
この時、遅かったんだ・・・
・
お父さんを探したって
無駄だったのに。
・
・
・
翔「お父さんっ！どこにいるのっ！？」
・
俺は
追手から逃げるように
走りながら
お父さんの名を呼び続けた。
・
翔「はぁっ・・・やだ・・・怖いっ！！」
・
声は聞こえないけど
追手たちの足音は聞こえる。
・
必死に俺の後を
追いかけてきていた。
・
一体、誰？
・
そう思ったけど
どうでも良かった。
・
だって、追ってくるんだから
敵であることには間違いないから。
・
・
どれくらい走っただろう・・・？
・
階段をのぼったり
下りたり・・・
・
走り続けた。
・
さすがに体力がもたない・・・
・
でも
追手はいつの間にか
まけていたみたい。
・
足音も話し声も聞こえなかった。
・
そっと廊下の窓を見ると
ここは２階だった。
・
しかも
始めにいた場所とは
結構離れたみたいで・・・
・
・
それよりも早くお父さんを探さなきゃ。
・
火をつけるって言ってた・・・
・
この建物を燃やす気なんだ！
・
でも、今も
もう火をつけてるのかもしれない・・・
・
お父さんは
もしかしたら
さっきの奴らに捕まってるのかも・・・
・
そう思うと
怖くなった。
・
だけど
ずっとここにいても意味がないし・・・
・
・
俺は歩き出した。
・
その方向に
何かがあるって訳じゃないけど
・
なんだか、自分の直感で
進んだ。
・
お父さんにもらった装置を握りしめて。
・
・
・
しばらく歩いて・・・
・
翔「ごほっ・・・ごほっ・・」
・
咳が異様に出る。
・
もしかして・・・
・
慌てて
暗い中
必死に目をこらすと・・・
・
見えたのは
煙。
・
翔「・・・・・っ」
もう火が迫っていた。
・
気付けば
俺の目の前は火で覆われていた。
・
どうしよう・・・
前に進めないし
だけど、いても火は広まって
煙も危ないし・・・
・
引き返そうと思った。
・
・
・・・・・・・だけど。
・
後ろを振り返った瞬間
・
見えたのは
角から、もれた煙。
・
まさか、向こう側からも・・・！？
・
絶望的だった。
・
火に囲まれた。
・
走って逃げる場所がない・・・
・
お父さん・・・
さとにぃ・・・
・
どうすればいいの？
・
このまま、死んじゃうの？
・
怖い、助けて・・・
・
火は少しずつ
距離を縮めてきた。
ラッキー嵐コンビ
雅紀×潤
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ほーあ(プロフ) - あっ！！！ごめんっ！！ほーあだけど元、穂翔だよ！！！名前変えたのを忘れてた…… (2012年9月18日 23時) (
レス) id: 689bbdf980 (このIDを非表示/違反報告)
翔しゃん(プロフ) - 尚翔☆さん» 嬉しいーっ！ぁたし、アンケートは結果しか見てなかったんで…新作待ってますよぉ(^^)超能力って書くの難しいですね(；´Д`A (2012年9月18日 22時) (レス) id: f96951578f (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆ - 翔しゃんさん» ありがとです♪そうですね・・・私、S氏担なんで・・・ｗｗ今回は、一応・・・コンビとしてはバンビメイン？かなぁ・・・この前、アンケートとったやつです★超能力♪頑張りますよ〜 (2012年9月18日 21時) (レス) id: 4e144e1dc1 (このIDを非表示/違反報告)
ほーあ(プロフ) - 二人の過去がぁ〜……うわぁーん！！！！！((うるさい。翔くん生きててよかったねーー！！！さと兄ちゃん！！ (2012年9月18日 17時) (レス) id: 689bbdf980 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ - やっぱ小学生って想像力とかないんだよね・・・ (2012年9月18日 17時) (レス) id: 39f86df9e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*nao*（元：尚翔☆）
| 作成日時：2012年8月25日 17時
