第７７話 ページ33
＜和也サイド＞
・
・
大野さんをくすぐっていると
・
あれだけ暴れていた大野さんの動きが
急に止まった。
・
ぱっと
ドアの方を見ると
立っていたのは見知らぬ男性。
・
・
智「・・・・えっ？・・・・西崎さんっ！？」
・
西崎さん・・・と呼ばれた男性は
背広という、ちゃんとした格好だった。
・
彼は・・・
・
「智くん。久しぶりだね・・・・翔くんも」
・
・
そう言ったんだ。
翔ちゃんは
彼のことを知らないみたいだった。
・
智「・・・・西崎さん・・・どうして？今・・・」
西「いや、それが最近、こっちに戻ってきたんだよ。だけど、今回の事件は
他の事件のこともあって、俺は来れなかったんだ」
・
西崎さんという人は
申し訳なさそうに言った。
・
和「ちょ・・・大野さん」
智「ん？」
・
和「彼・・・誰ですか？」
智「あぁ・・・この人は、２５年前の事件を担当していた、刑事の西崎さん」
・
リーダーの紹介で
西崎さんは俺らにあいさつをした。
・
西「皆さん、初めまして。俺は２５年前の放火事件を担当していた西崎です。
ある事情で、まぁ・・・違う場所にいたんですが、また最近、本庁に戻って
きたんですよ」
・
西崎さんは丁寧に
俺らに説明してくれた。
・
雅「久しぶりって言ってたけど・・・翔ちゃんは覚えてないの？」
翔「・・・・・うーん・・・完全に知らないって訳でも・・ないかな」
・
智「まぁ、翔くんが記憶喪失になった後だし、覚えてないのも、無理ないよ」
・
翔「そっか・・・」
西「今回の事件、駆けつけてやれなくてごめんね」
智「謝る必要、無いですよ。今、西崎さんがここに来てくれてるだけで・・・
心強いです」
・
リーダーは
ほんと西崎さんを信頼してるんだなって思った。
・
西「それよりも・・・驚いたよ。まさか、あの智くんと翔くんが・・・今や、
大人気グループの嵐やってるなんてねぇ・・・」
・
西崎さんは
感心するように
俺ら４人を見渡した。
・
智「嵐になったのは、偶然だったんですよ・・・これでも」
西「そうなのか？」
智「ふふっ・・・兄弟ってひきつけられやすいんすかね」
・
リーダーは
幸せそうに
満面の笑みでそう言った。
・
和「何、格好良いこと言っちゃってるんすか」
智「うるさいなー、ニノ」
・
俺らのやり取りを
西崎さんは
微笑ましそうに
見ていた。
ラッキー嵐コンビ
雅紀×潤
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 152人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ほーあ(プロフ) - あっ！！！ごめんっ！！ほーあだけど元、穂翔だよ！！！名前変えたのを忘れてた…… (2012年9月18日 23時) (
レス) id: 689bbdf980 (このIDを非表示/違反報告)
翔しゃん(プロフ) - 尚翔☆さん» 嬉しいーっ！ぁたし、アンケートは結果しか見てなかったんで…新作待ってますよぉ(^^)超能力って書くの難しいですね(；´Д`A (2012年9月18日 22時) (レス) id: f96951578f (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆ - 翔しゃんさん» ありがとです♪そうですね・・・私、S氏担なんで・・・ｗｗ今回は、一応・・・コンビとしてはバンビメイン？かなぁ・・・この前、アンケートとったやつです★超能力♪頑張りますよ〜 (2012年9月18日 21時) (レス) id: 4e144e1dc1 (このIDを非表示/違反報告)
ほーあ(プロフ) - 二人の過去がぁ〜……うわぁーん！！！！！((うるさい。翔くん生きててよかったねーー！！！さと兄ちゃん！！ (2012年9月18日 17時) (レス) id: 689bbdf980 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ - やっぱ小学生って想像力とかないんだよね・・・ (2012年9月18日 17時) (レス) id: 39f86df9e0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：*nao*（元：尚翔☆）
| 作成日時：2012年8月25日 17時
