第４７話 ページ3
＜雅紀サイド＞
・
・
震え続ける翔ちゃん。
怯えてる？
・
うずくまって、顔をあげない。
俺は静かに
翔ちゃんを抱きしめた。
・
雅「・・・っ！」
体が物凄く熱かった。
・
雅「翔ちゃん！すごい熱だよ！」
どうしよう・・・
・
そう思っていた時だった。
・
バシャ、バシャ・・・
・
たくさんの足音。
・
俺は咄嗟に
うずくまった翔ちゃんを隠すように
覆いかぶさった。
・
できるだけ態勢を低くして
気付かれないようにする。
・
・
バシャ、バシャ・・・
・
「おい、いたか？」
「いや、・・・どこに逃げやがったんだよ」
・
「まぁ、すぐに捕まるさ。この森からは逃げられない」
「そうだな。あっち、行くぞ！」
・
・
遠ざかってゆく足音。
・
雅「・・・・・・翔ちゃん？」
翔「・・・はぁっ・・・あいば、く・・・」
・
辛そうに
涙をためた目で
俺を見つめる翔ちゃん。
・
今にも意識がなくなりそうな彼は
苦しそうに肩を上下している。
・
雅「・・・・俺、助けるから・・・絶対に、１人にしないからね」
・
俺は
翔ちゃんに温もりを与えるように
優しく強く抱きしめる。
・
翔「・・・はぁ・・・ごめん・・・ね・・・あい、ばく・・」
雅「謝らないで？翔ちゃんは・・・悪くない・・・」
・
・
ねぇ・・・
神様。
・
俺らは
何か悪いことをしましたか？
・
どうして・・・
こんな目に遭わないといけないんですか？
・
・
俺達は
毎日、楽しく笑って生きていたいだけなのに・・・
・
ねぇ・・・
何故ですかー・・・？
・
ひたすら強く地面にたたきつける雨の中
翔ちゃんを抱きしめて
見知らぬ誰かに問いかけた。
・
・
どんどん奪われてゆく
俺らの体温。
・
俺も寒気がしてきた。
・
熱がある翔ちゃんは
どれだけ苦しいだろう・・・？
・
救ってあげたい・・・
・
でも、今の俺には
抱きしめてあげることしか出来ない・・・
・
俺のTシャツをぎゅっと握る翔ちゃん。
・
翔「・・・相葉くん・・・はぁ・・ここにいたら・・・また見つかっ・・」
・
雅「翔ちゃん、その体じゃ・・・動けないでしょ！？」
翔「大丈夫だから・・・」
・
荒い息遣いのまま
無理やり
翔ちゃんは笑顔になった。
ラッキー嵐コンビ
雅紀×潤
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ほーあ(プロフ) - あっ！！！ごめんっ！！ほーあだけど元、穂翔だよ！！！名前変えたのを忘れてた…… (2012年9月18日 23時) (
レス) id: 689bbdf980 (このIDを非表示/違反報告)
翔しゃん(プロフ) - 尚翔☆さん» 嬉しいーっ！ぁたし、アンケートは結果しか見てなかったんで…新作待ってますよぉ(^^)超能力って書くの難しいですね(；´Д`A (2012年9月18日 22時) (レス) id: f96951578f (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆ - 翔しゃんさん» ありがとです♪そうですね・・・私、S氏担なんで・・・ｗｗ今回は、一応・・・コンビとしてはバンビメイン？かなぁ・・・この前、アンケートとったやつです★超能力♪頑張りますよ〜 (2012年9月18日 21時) (レス) id: 4e144e1dc1 (このIDを非表示/違反報告)
ほーあ(プロフ) - 二人の過去がぁ〜……うわぁーん！！！！！((うるさい。翔くん生きててよかったねーー！！！さと兄ちゃん！！ (2012年9月18日 17時) (レス) id: 689bbdf980 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ - やっぱ小学生って想像力とかないんだよね・・・ (2012年9月18日 17時) (レス) id: 39f86df9e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*nao*（元：尚翔☆）
| 作成日時：2012年8月25日 17時
