第５８話 ページ14
＜雅紀サイド＞
・
・
翔ちゃんの様子がおかしい。
・
・
雅「ねぇ、翔ちゃん・・・大丈夫？」
翔「・・っ・・・はぁ・・・相葉くん・・・俺、ね・・・」
雅「ん、何？」
・
翔「はぁ・・・記憶・・が・・・」
・
記憶？
それって・・・
翔ちゃんが失ってる記憶？
・
雅「どうしたの？何か・・・思い出したの？」
・
翔「・・・うん・・・っ・・さと・・兄ちゃん・・・」
・
さと・・・兄ちゃん？
・
さと・・・
さと・・・
・
さと・・、し？
・
智？
・
・・・・・リーダー？
・
・
あ、俺・・・
何考えてるんだろ？
・
“さと兄ちゃん”が・・・
リーダーなんて、ね・・・
・
そんな、まさかね・・・
・
翔「・・・火が・・強くて・・・それ、で・・・誰かに・・・追われて」
・
翔ちゃんは
もう苦しいのか目を閉じて
片言のように話し出す。
・
雅「翔ちゃ・・」
・
俺が翔ちゃんの腕をつかんで
支えようとした時・・・・
・
・
・
翔ちゃんの体がぐらりと傾いた。
・
雅「・・・翔ちゃん！！」
・
気を失った翔ちゃん。
・
右足からは
血が大量出血していて
もう、彼の周りの地面は
血の海と化している。
・
早く・・・病院に連れていかないと・・・
・
翔ちゃんが・・・
・
熱もあるし。
両手首も右足ほどでもないけど
血も出てるし・・・痣だらけだし・・・
・
だけど・・・
もう俺には
立ち上がる気力もない・・・
・
もう、意識を保つことも限界なんだー・・・
・
降りしきる雨。
・
どんどん奪われていく
俺と翔ちゃんの体温。
・
翔ちゃんは熱があるのに
いつの間にか
驚くほど体が冷たくなっていて・・・
・
だけど
息は荒いし
おでこは物凄く熱いし・・・
・
でも俺も限界・・・
・
意識が薄れていく。
・
・
そんな時・・・
・
ピリリリリリ
・
・
急に響いた、電子音。
・
ずっと握っていた、ニノの携帯だった。
・
とりたかった。
・
・・・だけど
・
もう俺には。
力が入らない・・・
・
ニノの携帯が
俺の手からすべり落ちた。
・
俺の肩によりかかって
気を失ってる翔ちゃんを支えるように
・
俺は壁に背中をつけた。
・
鳴り響く電子音。
・
だけど、その電話に出られない。
・
ごめんね・・・
俺には
翔ちゃんを助けられなかった。
・
ほんとに・・・ごめん・・・
・
俺は
携帯の着信音を聴きながら
・
意識を失った。
ラッキー嵐コンビ
雅紀×潤
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ほーあ(プロフ) - あっ！！！ごめんっ！！ほーあだけど元、穂翔だよ！！！名前変えたのを忘れてた…… (2012年9月18日 23時) (
レス) id: 689bbdf980 (このIDを非表示/違反報告)
翔しゃん(プロフ) - 尚翔☆さん» 嬉しいーっ！ぁたし、アンケートは結果しか見てなかったんで…新作待ってますよぉ(^^)超能力って書くの難しいですね(；´Д`A (2012年9月18日 22時) (レス) id: f96951578f (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆ - 翔しゃんさん» ありがとです♪そうですね・・・私、S氏担なんで・・・ｗｗ今回は、一応・・・コンビとしてはバンビメイン？かなぁ・・・この前、アンケートとったやつです★超能力♪頑張りますよ〜 (2012年9月18日 21時) (レス) id: 4e144e1dc1 (このIDを非表示/違反報告)
ほーあ(プロフ) - 二人の過去がぁ〜……うわぁーん！！！！！((うるさい。翔くん生きててよかったねーー！！！さと兄ちゃん！！ (2012年9月18日 17時) (レス) id: 689bbdf980 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ - やっぱ小学生って想像力とかないんだよね・・・ (2012年9月18日 17時) (レス) id: 39f86df9e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*nao*（元：尚翔☆）
| 作成日時：2012年8月25日 17時
