第５話 ページ6
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「・・・・まだ見つからないのか」
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鋭い声と目線に
ピクッと肩を震わせる男。
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「・・・すみません」
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「何故だ？あれから何年経ったと思ってるんだ」
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はーっと
ため息をつき
椅子の背もたれに体重をかける。
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「２５年だぞ？何のために、あそこに火をつけたと思っている？」
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「申し訳ありません・・・」
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「全く・・・やっとあの男を消せたと思ったら・・・」
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「あの男が最後に開発したモノがここまで・・・我々の前に立ちはだかるとは
な・・・何かの罰だな」
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「何としても・・・探し出します」
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「それを言い続けて・・・何年経っているんだ！！」
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我慢ならず
机をバンッと叩く。
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・・・と、そこへ。
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「何、カッとなってるんだ？部下にあたるのは感心しないな」
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「何しに来た？」
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「何って・・・俺もあんたらの仲間じゃないか」
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「仲間？俺はそうは思わないね・・・あんた、政府の人間だろ？」
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「政府？なんのこと？」
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「どこまでもしらを切るつもりなんだな・・幹部に言わないだけ感謝しろよ」
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「分かってるなら・・・何故言わない？」
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「・・・一度、俺のミスを幹部に黙っててくれたからな」
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そう言うと
もう一人の男は笑った。
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「そうか。感謝するよ」
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「潜入捜査ってやつか？・・・・けど、気をつけろよ。最近、幹部の奴ら、
お前に目をつけてるぞ」
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「・・・あぁ。忠告、ありがとう」
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そう言った男は
微笑みながら部屋を出て行った。
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「・・・一つの借りでそこまでするんですか？」
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「良いんだよ。・・・どうせ、最終的、俺たちの敵だからな、彼は」
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「我々に・・・殺される運命・・・と、言いたいんですか？」
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「分かってるじゃねぇか・・・さぁ、捜査を再開しろ」
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「かしこまりました」
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「殺しはするなよ・・・何のための鍵なのか・・・分からなくなるからな」
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「はい」
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部下は部屋を出ていく。
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「・・・早く見つからないと・・・前に進まない・・・・・
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あの男も・・・余計なことする・・・
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鍵を・・・自分の息子たちにするとは・・・・」
ラッキー嵐コンビ
雅紀×潤
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とうも - とても良い作品で感動しました！ (2016年2月20日 1時) (
レス) id: 326bc7842f (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 初めまして桜です。凄く感動しました！ありがとうございました！(o^^o) (2013年12月18日 5時) (レス) id: 32ca7918d8 (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆ - 紗音さん» だよね〜２４時間テレビ、頑張ってみなきゃだね！録画してるけど・・・二人は逃げられるかな（不安 (2012年8月25日 17時) (レス) id: 4e144e1dc1 (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆ - なつみさん» だよ、だよ〜＼(^o^)／２４時間テレビまで１時間切ってる★楽しみだね！ (2012年8月25日 17時) (レス) id: 4e144e1dc1 (このIDを非表示/違反報告)
小春 - こんにちわ。小春です。ついに決意ですかーおーのさん。相葉ちゃん、翔さんを守れますかね・ｖ・心配。あの、２０１０年にしたマイガールって言うドラマご存じですかね。私、マイガール大好きなのですが、周りの子は、知らなくて、尚翔さんはどうでしょうか。 (2012年8月25日 15時) (レス) id: cbc4789565 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*nao*（元：尚翔☆）
| 作成日時：2012年7月21日 22時
