第４話 ページ5
＜智サイド＞
確か
知ったのは
大分後の話・・・
・
あの日が
すべてを狂わせた。
・
・
でも
あの日が無かったら
俺たちは
嵐にいなかったかもしれない。
・
それは
感謝してる。
・
だけど
その代償は
あまりにも酷かったんだ。
・
俺からお父さんを奪った。
・
すぐ隣にいるけど
俺の大事な弟も
・
俺から奪ったことに・・・等しい。
・
・
俺は
弟が大好きだった。
・
そして弟も
俺にすごくなついていた。
・
周りの人からも
『物凄く仲の良い兄弟』って
言われ続けていた。
・
実際
俺たち兄弟には
友達がほとんどいなかったんだ。
・
まぁ・・・
俺たちのお父さんの仕事の関係もあって。
・
俺たちの周りには
まぁ、はっきり言えば
政府の大人ばっかりで。
・
俺たちのお母さんは
翔くんを産んでから
１年ぐらいで
病気で死んだ。
・
・
でも
今の翔くんは
何も知らない。
・
あの日を境に
俺たちは
離れ離れになったから。
・
なにしろ
翔くんには
あの日の記憶も・・・無くなってしまった。
・
いわゆる記憶喪失。
・
絶望的だった。
・
・
だけど・・・
あの日から２５年も経った今
・
あの事件が
俺たちを更に
苦しめることになるなんて
・
思ってもいなかったんだよ。
・
・
智「・・・翔・・・・くん・・・」
翔「なーに？智くん」
・
あの日々のように
『さと兄ちゃん』って呼んでほしいなぁ
・
それを心の奥に
しまいこんで。
・
智「・・・・可愛いなぁ、翔くん」
・
俺は
翔くんの頭をなでなでした。
・
翔「えっ・・・智くん、どうしたの(笑)いきなり〜」
・
ふと視線をずらすと
松潤が
変な目で俺を見つめていた。
・
潤「何やってんすか、リーダー」
智「ん、可愛いから、なでなでしてるの」
翔「もう〜、今日、なんだか可笑しいよ、この人」
潤「うん、見て分かる」
・
・
俺は
いつまでも
こんな楽しい日々が続くなら・・・
・
わざわざ
翔くんに真実を伝えなくても
良いかなって
思ってた。
・
・
でも
実際そうはいかなかった。
・
もう
既に
歯車がずれてきていたことに
・
俺たちは気付いていない。
ラッキー嵐コンビ
雅紀×潤
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とうも - とても良い作品で感動しました！ (2016年2月20日 1時) (
レス) id: 326bc7842f (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 初めまして桜です。凄く感動しました！ありがとうございました！(o^^o) (2013年12月18日 5時) (レス) id: 32ca7918d8 (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆ - 紗音さん» だよね〜２４時間テレビ、頑張ってみなきゃだね！録画してるけど・・・二人は逃げられるかな（不安 (2012年8月25日 17時) (レス) id: 4e144e1dc1 (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆ - なつみさん» だよ、だよ〜＼(^o^)／２４時間テレビまで１時間切ってる★楽しみだね！ (2012年8月25日 17時) (レス) id: 4e144e1dc1 (このIDを非表示/違反報告)
小春 - こんにちわ。小春です。ついに決意ですかーおーのさん。相葉ちゃん、翔さんを守れますかね・ｖ・心配。あの、２０１０年にしたマイガールって言うドラマご存じですかね。私、マイガール大好きなのですが、周りの子は、知らなくて、尚翔さんはどうでしょうか。 (2012年8月25日 15時) (レス) id: cbc4789565 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*nao*（元：尚翔☆）
| 作成日時：2012年7月21日 22時
