第２４話 ページ25
＜和也サイド＞
・
歩いていると
カラン
何かを蹴ってしまった。
・
足元を見ると
崩れたがれきに埋もれて
一枚の紙が見えた。
・
色も少し茶色になってるし
焦げてる。
でも、文字は全然読める。
・
和「・・・何これ」
俺がそう言うと
相葉さんが駆け寄ってきた。
・
雅「これ、拾ったの？」
和「がれきに埋もれてた・・・」
・
雅「もしかして・・・２５年前のもの、そのまま？」
和「埋もれてたから・・・警察は気付かなかったんじゃない？」
・
きっと、そうだ。
埋もれていたから
放火があって
火が消えた後にきた警察も
見つけられなかったんだ。
・
ここで読むのもなぁ・・・
そう思って
紙を大事に折りたたみ、
手に持ったまま
前に進もうとした。
・
その時・・・
・
・・・・・・！？
・
・
誰かが
後ろから、つけてきてる？
・
後ろのほうで
気配がした。
・
俺は気付かないふりをして
歩いた。
・
相葉さんは気付いていないよう。
・
和「相葉さん・・・早く進んで」
雅「もう〜、ニノ、怖がりなの？」
和「いいから！」
・
相葉さんが気付かないように
背中をぐいぐい押した。
・
・・・なんだろ？
・
潤くん？
いや、何かが違う。
リーダー？翔ちゃん？
・
でも
リーダーも翔ちゃんも
今日はそれぞれ別の仕事があるらしいし・・・
・
じゃあ・・・誰？
・
なんとなく
１人じゃない。
・
複数いる・・・
・
恐怖の気持ちを隠し
奥へと進む。
・
すると・・・
少し広めの部屋があった。
・
向かいには
ぼろくなった扉。
一応、外につながる扉っぽい。
・
雅「・・・ニノ、この部屋・・・」
和「・・・ライターが落ちてる・・・この部屋が火元ですね」
・
ライターが転がってる。
この部屋が一番・・・
酷い状態になってるのも
そのせいか。
・
ここが・・・
実験室みたいな雰囲気を出してる。
・
そう思っていた時。
・
ガタッ
・
後ろから物音が聞こえた。
まずいっ
案の定、それに気づいて
雅「・・・何！？」
相葉さんが後ろを振り向く。
・
和「・・・！？」
・
それと同時に姿を現す人たち。
男だ、全員。
・
雅「ちょっ・・・ニノ！」
後ずさる俺の横に並ぶ相葉さん。
・
まずいぞ、この状況。
・
男「その紙をこちらに渡せ」
・
１人がそう言った。
・
和「先に見つけたのは、俺らです」
震える手を抑えて
俺はそう言い放った。
ラッキー嵐コンビ
雅紀×潤
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 332人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
とうも - とても良い作品で感動しました！ (2016年2月20日 1時) (
レス) id: 326bc7842f (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 初めまして桜です。凄く感動しました！ありがとうございました！(o^^o) (2013年12月18日 5時) (レス) id: 32ca7918d8 (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆ - 紗音さん» だよね〜２４時間テレビ、頑張ってみなきゃだね！録画してるけど・・・二人は逃げられるかな（不安 (2012年8月25日 17時) (レス) id: 4e144e1dc1 (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆ - なつみさん» だよ、だよ〜＼(^o^)／２４時間テレビまで１時間切ってる★楽しみだね！ (2012年8月25日 17時) (レス) id: 4e144e1dc1 (このIDを非表示/違反報告)
小春 - こんにちわ。小春です。ついに決意ですかーおーのさん。相葉ちゃん、翔さんを守れますかね・ｖ・心配。あの、２０１０年にしたマイガールって言うドラマご存じですかね。私、マイガール大好きなのですが、周りの子は、知らなくて、尚翔さんはどうでしょうか。 (2012年8月25日 15時) (レス) id: cbc4789565 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：*nao*（元：尚翔☆）
| 作成日時：2012年7月21日 22時
