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ジ「奴はお前と違って組織に必要な人間なんだよ」
明「じゃあ、貴方達最初から…」
《ねぇ、あの女の人助けたいんだけど…どうすればいいと思う？》
諸〈いや…この状況では…〉
ジ「最後のチャンスだ。金のありかを言え」
《本当にどうしよう…》
諸〈諦めるしか…〉
明「甘いわね。私を殺せば永遠にわからなくなるわよ」
《え、どうする？飛び出してみる？》
諸〈A、一旦落ち着けって〉
ジ「甘いのはお前だ。大体の検討はついている」
《落ち着ける状況じゃないでしょ》
ジ「それに言っただろ？最後のチャンスだと…」
『待っt「ちょっ⁉A‼」』
ボーーーーッ
撃たれる直前、咄嗟に飛び出そうとしたが諸伏に腕掴まれ止められた。
汽笛と銃声で声が掻き消されジン達に気づかれる事はなかったが、宮野明美は撃たれて血塗れ。
ジンとウォッカは拳銃を側に投げ捨て足早に去って行った。
諸伏がそれを確認し宮野明美の元へ走る。
『ヒロさん早く‼病院‼』
諸「あぁ、車に運ぶぞ‼」
明「あ、貴方…達は…？」
『喋らないでください‼ヒロさん車何処⁉』
諸「こっちだ‼病院に着くまで止血頼む‼」
『わかった‼』
遠くの方でコナンが宮野明美を探す声がしていたが病院に行くのが最優先。
車に飛び乗り、後部座席で止血を始めた。
諸伏は車を走らせながら各所に連絡を入れている。
車は猛スピードで病院に向かう。
『まだ⁉脈が弱くなってきてる‼』
諸「もう着く‼」
目の前の交差点を曲がると警察病院が見えた。
病院に着くと医師と看護師、公安警察が待機していた。
諸「お願いします‼」
看「有難うございます」
医「早く手術室へ‼」
宮野明美はすぐに手術室へ運ばれていった。
それをぼーっと眺めていると諸伏がハンカチを渡してきた。
Aの手は止血した際に付いたであろう大量の血で赤く染まっていた。
諸「止血ありがとう。手洗っておいで」
『うん、ありがとう』
トイレで手を洗い、目の前の鏡を見ると疲れ切ったAの顔が映る。
『うわぁ酷い顔…私怪我してないのに血の気ないじゃん』
苦笑いを浮かべトイレから出る。
戻る途中、入り口近くでスーツを着た男性達が険しい顔で話し込んでいた。
『(あれ風見さんだよなぁ。まぁ面識ないから私が近くにいても邪魔なだけだし、話しかけたら今後色々巻き込まれそうだから絶対関わらないけど)』
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あや(プロフ) - ☆ねこ☆ねこ☆さん» コメントありがとうございます！確かに…組織が関わってるから尚更ですね。警学組の気持ちもわかるけどチケット取り上げられて怒る気持ちもわかるから今後どうなるか悩みどころです(笑) (3月1日 19時) (
レス) id: fec2c555d7 (このIDを非表示/違反報告)
☆ねこ☆ねこ☆ - 伯父さんの事が落ち着いたら帰るんだろうけど・・・心配したって怒られそう・・・ (2月28日 9時) (レス) @page38 id: 1ea07c327d (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 凛音さん» コメントありがとうございます！全然更新してなかったですね…更新頑張ります！ (10月21日 17時) (レス) id: fec2c555d7 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - 本当に面白いです！続きがめっちゃ気になります！頑張ってください！ (10月8日 16時) (レス) @page37 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - おここさん» こちらこそ読んでいただきありがとうございます！次は早く更新できるよう頑張ります！ (8月31日 8時) (レス) id: fec2c555d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あや | 作成日時：2021年8月22日 9時
