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蘭が話しながら書斎に近づいてきた。
その声を聞きながら新一(仮)と博士はバタバタと隠れられる場所を探す。
『タイミングいいね』
博「い、いかん‼早く隠れろ‼」
新(仮)「か、隠れろって…何処に⁉」
『机の裏かそこの本の山の裏か…』
新一(仮)が急いで机の裏へ隠れたと同時に部屋の扉が開いた。
蘭「あら、阿笠博士…Aも…」
博「い、いやー、久しぶりじゃのぉ、蘭くん」
『あれ、こんな時間にどうしたの？』
蘭「それが、新一ったら先に帰ってって言ってどこかに行っちゃったのよ。Aこそこんな時間に何してるの？」
『え"、あ、えっと、借りてた小説返そうと思って』
蘭「そういえば昔からよく小説の貸し借りしてたわよね」
『うん、そうそう』
Aがチラッと机の裏を見ると、新一(仮)が机の引き出しに入っていた優作の眼鏡を見つけたところだった。
蘭「玄関に靴があったけど、新一は？」
博「あー、いや、さっきまでおったんじゃが…」
『あ』
ゴンッ
優作の眼鏡は度が強く、掛けた途端フラッとしてしまい頭を机にぶつけてしまった。
その音が書斎に響き、蘭に机の裏に隠れている事に気付かれた。
蘭「誰？そこにいるの…」
博「い、いや、この子は、その…」
蘭「もー、照れ屋さんね‼ほら、こっち向きなさい‼」
新一(仮)の肩を掴みくるりと蘭の方へ向かせた。
振り向く直前にレンズを外した眼鏡を掛けた新一(仮)は苦笑い。
お互いに幼い頃の顔を知っている為、バレてしまうのではないかと新一(仮)も博士も冷や汗を流す。
蘭「こ、この子…」
新(仮)「はは…」
蘭「可愛いー‼この子誰？」
博「わ、わしの遠い親戚の子じゃ…」
蘭「ボクいくつ？」
蘭は笑顔で質問していく。
対照的に新一(仮)は苦笑いを浮かべ冷や汗を流しながら後ずさる。
新(仮)「じゅうろ…じゃなくて…6歳‼」
蘭「小学1年生かー」
新(仮)「う、うん」
蘭「名前は？」
新(仮)「な、名前は新…でもなくて…え、えーっと…えーっと……」
ふと背後に並んでいた本が目に留まった。
ということで、"新一(仮)"改め…
コ「コナン‼ぼ、ぼくの名前は"江戸川コナン"だ‼」
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あや(プロフ) - ☆ねこ☆ねこ☆さん» コメントありがとうございます！確かに…組織が関わってるから尚更ですね。警学組の気持ちもわかるけどチケット取り上げられて怒る気持ちもわかるから今後どうなるか悩みどころです(笑) (3月1日 19時) (
レス) id: fec2c555d7 (このIDを非表示/違反報告)
☆ねこ☆ねこ☆ - 伯父さんの事が落ち着いたら帰るんだろうけど・・・心配したって怒られそう・・・ (2月28日 9時) (レス) @page38 id: 1ea07c327d (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 凛音さん» コメントありがとうございます！全然更新してなかったですね…更新頑張ります！ (10月21日 17時) (レス) id: fec2c555d7 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - 本当に面白いです！続きがめっちゃ気になります！頑張ってください！ (10月8日 16時) (レス) @page37 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - おここさん» こちらこそ読んでいただきありがとうございます！次は早く更新できるよう頑張ります！ (8月31日 8時) (レス) id: fec2c555d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あや | 作成日時：2021年8月22日 9時
