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降谷side
朝、いい香りがして目が覚めた。
昨日酒を飲み過ぎて全員床で寝てしまった。
二日酔いで頭痛がする。
普段はこんなことにはならないが…気が緩んでいたな。
『あ、おはようございます』
降「…おはよう」
いい香りは味噌汁か。
誰かの手料理をなんていつぶりだろう…
降「手伝うよ」
『えっ』
降「どうかしたか？」
『あ、いや。そんなこと言ってもらうの久しぶりだったので…』
そういえば風見から"両親は亡くなり、その後一緒に暮らしていた女性は入院中"と報告を受けたな。
『でも寝不足と二日酔いで辛いでしょ』
降「そんなことはない」
『さっき起きた時頭押さえてましたよね。それに薄っすら隈ができてます。ご飯ができたら声掛けますから、其処のソファーで寝ててください』
そう言いながら背中を押され、仕方なくソファーに腰掛けた。
伊「降谷、起きてたのか」
降「あぁ。手伝おうとしたら"休んでて"と言われたよ。子供に気を使われるなんて…」
伊「ははっ‼嬢ちゃんらしいな‼」
降「彼女に気を許し過ぎじゃないか？」
伊「萩原と松田も嬢ちゃんに助けられたんだ。偶然だと言っていたが、俺等3人とも本当に感謝してるんだ。だからそんな疑ってかかるなよ」
降「…あぁ」
爆破事件で2人とも死にかけたと言っていた。
ヒロも含め同期3人も助けてくれていたなんてな。
『あ、伊達さん、おはようございます』
伊「おはよう、嬢ちゃん。」
『もう嬢ちゃんって歳じゃないですよ。ご飯出来たので顔洗ってきてくださいね』
そう言って他の3人を起こしに行く彼女。
顔を洗い戻ってくると頭を抑え座り込んでいる3人がいた。
『ほら、ご飯出来てますよ』
松「ゔっ…飲み過ぎた」
諸「俺も…」
萩「でもAちゃんのご飯食べたい…」
『何でもいいから早く顔洗ってきて』
どっちが年上かわからないな。
正直彼女の事を信用しきれていなかった。
だがさり気無く俺達を気遣ってくれる彼女を見ていると、そんな気持ちも無くなってしまった。
少しは信用してもいいかもしれないな。
降「手伝うよ、A」
少し驚いた顔をした後、嬉しそうに笑ったAにドキッとしてしまった。
初めて見る彼女の笑顔に見惚れたのか…
疑っていたのがバレてた事に対してなのか…
伊「バレてたな。Aは鋭いからな気を付けろよ」
ニヤニヤしている伊達を一睨みして、キッチンに向かったAを追った。
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あや(プロフ) - の〜さん（旧もこ）さん» コメントありがとうございます！嬉しいです！私も箱推しなのでわかります！笑 黒ずくめの人達はどうするか悩み中ですが、一方的に不器用に好きになってもらいたいなとか思ってます笑 更新遅くて申し訳ないですが、早く更新できるよう頑張ります！ (4月27日 4時) (
レス) id: fec2c555d7 (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - コメント失礼します！私名探偵コナンのキャラほぼ全員推しなのと愛され大好物なので嬉しいです！それと救済嬉しいです！出来たら全員(黒ずくめ達にも)に恋愛的に愛されたいです。無理ならすみません。更新頑張ってください！続き楽しみにしてます！ (4月20日 10時) (レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 明里香さん» ご指摘ありがとうございます！名前変換と誤字の訂正致しました！ (2020年12月29日 23時) (レス) id: 10c57fb255 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 40話に誤字がありました。「黒づくめ」ではなく、「黒ずくめ」です。また、「プライペート」ではなく、「プライベート」です。 (2020年12月29日 21時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 12話に名前変換が出来ていない箇所がありました。 (2020年12月29日 20時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あや | 作成日時：2020年9月1日 11時
