ダイスキ_36* ページ38
貴女side
それから私はずっと待ち続けて気づけば時計は午後8時を指す。
私は奏斗の部屋に戻ってベッドに座り布団にくるまっていた。
貴｢……遅いよ……寂しい……｣
目からは涙がこぼれ落ちる。
拭っても拭っても止まらない。
袖も布団も涙でびちょびちょになった。
貴｢ぐすん……うっ……｣
どうして私は泣いているのだろう。
ちょっと奏斗がいないだけなのに。
どうしてこんなに淋しいんだろう。
わたし、こんなに彼に依存してたっけ？
こんな面倒臭い女だったら嫌われちゃうよ…。
でも会いたい。
夢と同じことなんかになりたくない！
抱きしめたい。
どこへも行かないで！私を1人にしないで！
それでも彼は一向に帰って来る気配がない。
私は立ち上がり、彼のフード付きのパーカーに着替えフードを目いっぱい被り外へ出て、
貴｢帰ってこないなら私が探しに行く。どこかで倒れてるのかもしれない。どこかで悪い人に捕まっているのかもしれない。｣
そう呟いて夜の住宅街に足を踏み入れた。
いくら夏でもそろそろ日も落ち暗くなってきた時間。
少し怖かったけど、奏斗に会いたい気持ちの方が勝る。
とは言っても彼がどこにいるのか分からず、また行く宛もなく私はさまよっていた。
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ユキ - 更新楽しみにしています 頑張ってください (2017年9月10日 17時) (
レス) id: a482ee5957 (このIDを非表示/違反報告)
雛ネコ(プロフ) - 続編楽しみ〜＾＾* (2015年10月28日 23時) (レス) id: 477b4e320d (このIDを非表示/違反報告)
ねんどる(プロフ) - 赤桜☆二次元は命だ！！さん» ご報告ありがとうございます！ご不便おかけ致しました……！すぐに直します！ (2015年10月24日 17時) (レス) id: 1bcb7060f3 (このIDを非表示/違反報告)
ねんどる(プロフ) - 雛ネコさん» 友達申請嬉しいです！ありがとうございます！すいません！すぐに直します！！！寝ぼけてたみたいで……申し訳ありませんでした！ (2015年10月24日 17時) (レス) id: 1bcb7060f3 (このIDを非表示/違反報告)
赤桜☆二次元は命だ！！(プロフ) - 名前変換できませんが... (2015年10月24日 17時) (レス) id: 6873cb50aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねんどる | 作成日時：2015年8月29日 20時
