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「(はぁ・・ついたぁ・・)とりあえず職員室かな。」



「失礼しまーす。」



「おっ!来た来た!!担任の椋木です!みんなにムックと呼ばれてるよ!
 最近ね?転校生多いのかな? んーとりあえず教室行こっか!!」



ちょっと変わった先生だなぁ
ボーっと考えながら先生の後ろをついていく




「あっ!このクラスね?前の列が普通の生徒、後ろの列がツッパリってことになってるんだけど
 ちょうど前の席空いてなくて、後ろのツッパリたちと座ることになるけど・・。
 水島さんの隣、金髪だけど気にしないで!」


「え、え、え金髪!?なんとか前の席に・・「どうぞーで入ってきてね?」」



私の話を遮るように教室に入ってしまい
えー今日は転校生が・・と話が進んでいく。



「(金髪って朝の・・・。ツッパリの隣なんて・・。)」


「どうぞー!」


ムックの合図の声が聞こえ、私は意を決して教室に入る。










「えー今日からこのクラスの仲間入りをした、水島Aさんです!みんな仲良くしてあげてね!」



「今日から転校してきました、水島Aです。よろしくお願いします!!」


クラスみんなの視線が私に集中していて
とても緊張したが
なんとか自己紹介をして頭を上げる。



「っ!!!!」


頭を上げたと同時に、教室の一番後ろの席の金髪と目が合った・・・。






「先生ー!!具合が悪いので保健室に行ってきまーす!!」


そう言い残し、金髪くんは教室を出て行ってしまった・・。


「(えっ・・・なんか失礼なことしたかな・・。)」


なんて考えていると、ムックに席はあそこね!と指を指され、私は席に着く。





「初めましてっ!佐川っていいます!周りツッパリばっかっすけどみんな優しいんで
 なんでも聞いてくださいっ!!笑」


「うんっ!ありがとう!よろしくね?佐川くん!」



斜め前に座っている佐川くんの優しい笑顔のおかげで、さっきまでの緊張はどこかにとんでいってしまった。


「ねぇー隣の席の子って・・・・」



「あー三橋さんっすか?たぶんいつもみたいに屋上っす!
 こーやってすぐさぼるんすよ!笑」



「ふーん。そうなんだね。三橋くんって言うんだ・・。」



名前は分かったものの、自分の中で何かが引っかかってウズウズしていたが
それが何なのか、まだ気づくことはなかった。

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Runa - 忙しいと思いますが、更新がんばってください!応援してます! (2021年6月13日 16時) (レス) id: cf36c57a0e (このIDを非表示/違反報告)
水花 - 納得いける作品ができるまで待っているので頑張ってください 応援しています (2019年6月11日 0時) (携帯から) (レス) id: 5e994f90b5 (このIDを非表示/違反報告)
水花 - はい!頑張ってください!応援しています! (2019年4月27日 23時) (携帯から) (レス) id: 5e994f90b5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずは(プロフ) - 水花さん→いつもいつも本当にありがとうございます。仕事が忙しくなかなか更新できず申し訳ございません。もう少し時間を頂ければと思います。 (2019年4月26日 1時) (レス) id: 4a89377b71 (このIDを非表示/違反報告)
水花 - いろいろ忙しい時期ですが、更新頑張ってください。とても楽しみにしてます。 (2019年4月24日 0時) (携帯から) (レス) id: 5e994f90b5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆずは | 作成日時:2019年1月12日 14時

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