ツッパリに恋をしました。【今日から俺は！！】

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結局明美ちゃんは二股ではなく、今井さんが明美ちゃんたちを助けに行ったということを
理子ちゃんから教えてもらった。

「そうなんだ。私明美ちゃんに変な誤解しちゃった・・・。申し訳ないな。」


「まぁ誰でも誤解したりするものよ？大丈夫。」

理子ちゃんに励ましてもらい、自分の教室に戻ると三橋くんの姿はなく
その代わりに谷川さんと伊藤くんが話していた。


話し終わると伊藤くんは三橋くんを探しに行ってしまった。

どうやら開久の奴らが人数増やして今井さんを呼び出したらしい。
それを助けてほしくて話にわざわざ軟高にきたのだ。


「私も行く。」

「えっ！？そんな俺が連れてったらなんて言われるか！！」

「大丈夫。私が勝手に来たってことにすればいいじゃん。」

そんなぁ・・・。なんていいながらも場所を教えてくれる。




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空き倉庫に着くと三橋くんと伊藤くんは既に来ていて今井さんと一緒に開久の奴らと戦っていた。


「Aちゃん！！！ダメだって！！」


谷川さんが後ろで呼んでいるが、私は見つからないように明美ちゃんとその彼氏のもとへ走り、縛られているロープを外しにいく。


「あんた・・・。」

「ごめんね？明美ちゃん私誤解してて・・。それを謝りたくて来たの。」


そう言ってロープを外し終わると、開久の奴らも全員倒れていた。





明美ちゃんと彼氏がみんなにお礼をいい帰っていき、今井さんも帰っていった。
帰るぞ！と三橋くんに言われ倉庫を出ようとすると伊藤くんの姿がない。



「伊藤くんは？？」

「さぁ知らねっ！！行くぞ！！」



伊藤の野郎・・・。わざと帰りやがったな・・・。自分の気持ちに気付いて改めてAを見ると
なんだか緊張してまともに顔も見れねぇ・・・。






「どころでなんで来たんだよ。喧嘩しねぇくせに危ない所来すぎだろ。」

「私はただ謝りたかっただけなの。」

そういうと納得してないような返事を返されたけど気にしない。

「な、なぁAサテン・・・行く？」

「えぇ？？いいの？行こ！行こ！」

「もしや・・・おなかすいてる？？」

「そぉー！！！」

やっぱり・・・。でもいいか。初めて二人でサテンだし・・笑


お！！佐川じゃーん！て三橋くんが言う方を見てみると
彼女と歩いている佐川くんがいた。

結局佐川くんカップルも一緒に行くことになり結局二人ではなくなってしまった。





でも誘ってくれただけ嬉しかった・・・。

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