014 ページ16
―
「理子ちゃんごめんっ!!わたしっ・・正直三橋くんの事好きかは分からない・・・。
でも気にはなってるんだ・・・でもっ!!理子ちゃんの邪魔しようなんてことは全く考えてないし
理子ちゃんの恋を応援したいと思ってる。ご・・めんね?この前は友達として好きなんて嘘ついて・・。」
「やっぱりね・・・。私気付いてたわよ?笑 それに三ちゃんは元々私を恋愛対象としてみてないことは百も承知。どんだけ頑張っても三ちゃんが見てる人はいつも違う・・・。」
(やっぱり・・・。バレてたか・・・。)でも三橋くん好きな人いるんだ・・・。
「私も一緒よ?もしAちゃんが自分の気持ちに気づいたらその時は、私も応援するわっ!!笑 お互い同じ人を好きなった者同士頑張りましょっ??笑」
「理子ちゃん・・・・。ほんとごめんっ!!・・・」
「もうっ!!謝らないのっ!!私にとったらAちゃんのも三ちゃんと同じくらい大事なんだから。」
この子はなんでこんなにも心が広くて、優しいんだろうか・・・。
今まで私は人を好きになる権利などなくてずっと諦めてきた・・・。
もし理子ちゃんと三橋くんが両思いになってもこの人なら素直におめでとうって心から言える。
はいっ!!もうこの話は終わりっ!!なんて笑いながら言う理子ちゃんがとてもまぶしく見えた。
そのまま少し歩いていつもの分かれ道で分かれ一人歩くと、軟葉高校の制服を着た真面目そうな
男の子が誰かに殴られた様子でフラフラ誰かを探しているようだった。
「ちょっとっ!!!大丈夫!?」
するとその子は大丈夫です。とだけ告げ歩いて行ってしまった。私はその子が歩いてきた道を戻ってみる。
―
「っ!!!!すごいケガ・・・。」
するとそこには開久の人たちが京子ちゃんを捕まえていて、その前にうずくまる伊藤くんがいた。
どうしよう・・!!物陰からばれないように覗いていると、背後に何か気配がし振り返る・・・
そこには開久の奴ら数人がニヤニヤしながら立っていた。
「なぁ〜にしてんのかな?ねぇちゃ〜ん。笑なに、あの人たちお友達?笑」
友達なら君も行こうかぁ〜なんて不敵な笑みを浮かべ、有無も言わさず連れてかれる。
「おい相良ーこのねぇちゃんが隠れてから連れてきたぜ!!」
なんで!?と驚いた様子の伊藤くんと目が合った。
55人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Runa - 忙しいと思いますが、更新がんばってください!応援してます! (2021年6月13日 16時) (レス) id: cf36c57a0e (このIDを非表示/違反報告)
水花 - 納得いける作品ができるまで待っているので頑張ってください
応援しています (2019年6月11日 0時) (携帯から) (レス) id: 5e994f90b5 (このIDを非表示/違反報告)
水花 - はい!頑張ってください!応援しています! (2019年4月27日 23時) (携帯から) (レス) id: 5e994f90b5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずは(プロフ) - 水花さん→いつもいつも本当にありがとうございます。仕事が忙しくなかなか更新できず申し訳ございません。もう少し時間を頂ければと思います。 (2019年4月26日 1時) (レス) id: 4a89377b71 (このIDを非表示/違反報告)
水花 - いろいろ忙しい時期ですが、更新頑張ってください。とても楽しみにしてます。 (2019年4月24日 0時) (携帯から) (レス) id: 5e994f90b5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆずは | 作成日時:2019年1月12日 14時