無神家の長女は‥‥

6人見知り!? ページ11

休み時間...

私は誰とも話せずぼんやりと外を見ていた。

あの後、授業が始まる前にアヤトとカナトは何処かに行ってしまった(ユイちゃん曰くサボリ)
だから思ったより普通に授業を受けることが出来た。
「A様、ルキ様から伝言です!」

ルキ兄の使い魔が飛んで来た。

「放課後、屋上に来いとのことです｡」

「分かった｡ありがとう｡」
「いえいえ」

使い魔がルキ兄たちが居るであろう、上の階に飛び去るのを見ながら私は大変な事を思い出した。

(屋上って、どうやって行くの????)

私は自分で思っていた以上に人見知りだったみたいで、クラスの子には話しかけられず､ユイちゃんに聞くことにした｡

「あの･･･ユイちゃん、屋上ってどうやって行けば良いのかな？」

ユイ「屋上？何か用事？」
「うん｡放課後に、兄様たちに呼ばれてるんだ。」

ユイ「そうなんだ!じゃあ案内してあげる!」

「本当!?じゃあ、お願いしようかな?」

ユイ「うん!任せて!!」

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