転生したら、主人公の兄貴なんだが？

松萩in工藤家 ページ7

"注意"

これから、コナンに登場するキャラのblを含めます。タイトルに書いてある通り、作者は松萩派です。もし、地雷のある方がいらっしゃっいましたらUターンをお願いします。

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あの後、母さんの誘いを断ることが出来なかったお二人は我が家でご飯をご馳走となることとなった。

「さ、着いたわ！どうぞ、遠慮なく上がって頂戴」

「でけぇ家」

「流石セレブ一家と言われるだけあるよな。見事な豪邸だよ」

松田さんと萩原さんのいう通り。原作では分かりにくいけど、我が家はかなりの豪邸だ。なんなら、向かいの博士の家も中々大きいし。よく今まで、強盗とか入らなかったと感心するよ。

「にいちゃん？」

「ごめんごめん。入ろう。
　2人もどうぞ」

「あ、うん。お邪魔します」

「お邪魔します」

「ふふ。いらっしゃい」

でも、本当松田さんと萩原さんって昔から仲が良いんだな。なんか既に様になってるような。

「おかえり、そしていらっしゃい。
　君が有希子達を助けてくれた松田君と萩原君かな？ようこそ、我が家へ。2人とも歓迎するよ」

「あ！えっと、俺萩原研二ですっ。工藤先生のミステリー小説、いつも楽しく読ませてもらっています！」

「萩原のダチの松田陣平です。今日はお邪魔します」

「はは！
　そう固くならなくていいよ。是非、楽しんでいってくれ」

「それじゃあ、私は早速お夕飯を作るから。
　よかったらAちゃんと新ちゃんと遊んでくれないかしら？どうやらこの子達、陣ちゃんや研ちゃんに懐いているみたいだし」

やっぱり、萩原さんって父さんのファンだったのか。な意外だな。ミステリー小説に興味があるなんて。
というか母さんナイス！最推しの弟と、推しの警察学校組の2人が一気に目の前へ、、、原作ではハロ嫁でしか絡みがなかったから超助かるよ。

「えっと、じゃあ何がしたいかい？」

「おれ、本！」

「新一、ミステリー小説が大好きなんだ。だから読み聞かせれば凄く楽しむよ」

2人とも驚いた顔してる。確かに。新一の年で理解なんて出来ないって思うよね。でも実際ちゃんと理解しているし、父さんの1番のファンなんだよね。

「Aはどうすんだ？」

「俺は大丈夫だよ」

そう言うと、松田さんは深いため息をつかれた。え？何？

「わっ！」

「たくっ。何我慢してんだよ。ガキならガキらしく、もっとやりたい事言え。その方が、下手に我慢するよりも俺らは嬉しいんだよ」

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