爆破事件 ページ14
「あっ、、、ふぅ(涙」
「あらあらAちゃん。研ちゃんが起きて安心したのね。大丈夫よ」
「に、にいちゃん、、、泣かないでっ」
涙の止め方って、どうすればいいんだっけ?久しぶり過ぎて、どうすればいいかわかんないっ。
「A、ほら研二くんの所に来なさい」
父さんに抱き上げられ、研兄さんのベッド側に付く。恥ずかしいくらい顔赤いだろうし、涙でぐちゃぐちゃなんだろうな。
「Aちゃ、ごめんね。でも、やく、そ、、くどおりさ、俺っ。生きたよ。生き、てる(涙」
今も泣いてる陣兄さんの手を右手で握り、左手で俺の頭を優しく撫でてくれる。見た感じ包帯に巻かれて、爪とかも剥がれたり火傷後も見える痛々しい姿。けど、その包帯越しから伝わる体温は研兄さんが生きてる証拠だと、教えてくれる。良かった。本当に、この人が生きてくれて、、、良かった。
「Aのおかげかもしれねぇな。
お前が萩と生きることを約束してくれたから、こいつは生きたんだと思う。萩を助けてくれて、ありがとう」
お礼なんて、言われる筋合いは無いよ。ただ俺は、この人に生きてほしいと願っただけ。彼が生きたのは、彼が生きたいと強く願ったから。俺は何にもしてない。
「俺のおかげじゃない。
研兄さんが願ったからだよ。研兄さんが生きたいと強く願ったから、生きてるんだよ」
「生きたいと願えたのは、じんぺーちゃんやAちゃん達のおかげだよ。
陣平ちゃんを1人にしたくなかった。Aちゃんや新ちゃん、工藤家のみんなともっと居たいって思った。姉ちゃんやあいつらのためにもっと何かしてあげたかったから。だから、死ぬ訳にはいかなかったんだ」
最初はただの推しの1人のはずだったのに、気づけば側にいてもらわなくては困る存在になってた。イレギュラーな存在の俺なのに、ここに居たいと、、、新一、母さん、父さんの家族で居たい。研兄さんや陣兄さんの幸せをそばで見守りたいと思った。思っている以上に俺、この人達の事が大好きなんだ。
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投稿するのが遅くなりすみません!
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ナナカ(2代目)(プロフ) - このような形のご報告となり、大変申し訳ありません。これからもこのお話を楽しんでいただけると幸いです。失礼します。 (4月27日 23時) (レス) id: ac9b84305f (このIDを非表示/違反報告)
ナナカ(2代目)(プロフ) - そこで、このナナカ(2代目)のアカウントで続きを書くことにしました。まだ準備中ですので、待たせてしまう形になってしまいます。けれど、書くことを辞めたわけではないため、まだ待てる方はもう少し首を長くして待っていて欲しいです。 (4月27日 23時) (レス) id: ac9b84305f (このIDを非表示/違反報告)
ナナカ(2代目)(プロフ) - 更に此処で私のポンコツな部分が出ており、小説のパスワードを忘れてしまいました。どこかでままをしていると思い探しましたが見つからず、このまま小説を書く事が困難となりました。自分のミスでこのような事態を招き、申し訳ありません。 (4月27日 23時) (レス) id: ac9b84305f (このIDを非表示/違反報告)
ナナカ(2代目)(プロフ) - 皆様、更新がかなり停止してしまい申し訳ありません。実はWeb版にログインし、今まで投稿していたのですが、どういう訳かログイン出来なくなり新しくアカウントを作成しておりました。 (4月27日 23時) (レス) id: ac9b84305f (このIDを非表示/違反報告)
roofermiho1002(プロフ) - 夢主のかぁ…ヒロさんもだけど萩原さんも良いんじゃないかな?自分ならこの二人を候補にしたいです。 (2月18日 10時) (レス) @page21 id: aaf368f7e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナナカ | 作成日時:2023年4月22日 21時