番外編 （100人記念） 2 ページ25
「はぁ…」
洗面所で手を洗いながら思う。
なんでこんなことに付き合わなければいけないんだろうか。
なんか最近赤髪さんを避けているのにも関わらず、ますます赤髪さんと一緒の時間が増えているような…
この間、あまりにも困り果ててGoo●leで「嫌いな男子 なぜか一緒になる」と検索してみたら、「ｻｸｼｬﾉﾂｺﾞｳ」と出てきたが、これは一体何なのだろうか←
まあそれはさておき、うさぎのお礼がしたかったのは本当だから、これに付き合えばさすがの彼もしばらくは観念してくれるだろう……くれるといいな…
やたらとニヤニヤした顔の店員さんが案内してくれた席は2人がけとは言ったが、なんだかどことなくラブラブしい何かを感じるので…まあ…こんなことは言いたくないが、カップルだと思われたんだろう。
…おぇ((
「あ、」
そうだ、こんなことを考えている場合じゃない。(一応)人を待たせているんだった←
それに早くカフェから出てさっさと一人で帰りたい。
そう思い、手洗い場のドアを開けた。
「えっと…確か赤髪さんは…」
店内をキョロキョロと見渡すと2人がけの席に座る赤髪さんの姿が。
“赤髪”さんというだけあり、彼の真っ赤な髪色は遠くからでもよくわかる。
ただ、その周りを囲むように数人の見知らぬ女の子達が。
赤髪さんの知り合い？それとも学校の人だろうか。
少なくとも私は面識のない子達だったので近くまで行って様子を伺ってみることにした。
『__________じゃん』
『_________ウケるんだけどw』
何やら盛り上がっているらしい会話に多少の罪悪感を感じつつもこそっと耳を傾ける。
女の子達は見た感じ同じくらいの年齢だったが、随分とギャルい、というかチャラチャラした雰囲気を感じる。
雰囲気から察するに、赤髪さんの彼女とその友達…というところだろうか？
「てかさ、ウチらとどっか行かない？」
「そーそーw」
ビックリして思わず反応しそうになる。
これでようやく合点がいった。
どうやら今赤髪さんは彼女達に遊びに誘われてる、世間一般で言うところの“逆ナン”されているのだろう。
不良だし、女の子好きそうな見た目してるから(偏見)きっとOKするだろうと、私はもちろん←女の子達もワクワクした目で見つめていた。
だが、口を開いた赤髪さんは首を縦に振らなかった。
「ん〜悪いんだけど、俺連れがいるから」
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メロンパン(プロフ) - まるこ。…さん» お返事がとっても遅れてしまい大変申し訳ないです(´；ω；｀)コメントありがとうございます！本当に亀更新で申し訳ないですが、頑張って更新していきますので、これからもどうぞよろしくお願いします(о´∀`о) (2021年4月6日 21時) (
レス) id: 11ce26ac8f (このIDを非表示/違反報告)
まるこ。… - すごい面白いです！続き楽しみにしています。更新頑張ってください(´∀｀*)応援してます！ (2020年11月1日 19時) (レス) id: df2bcec275 (このIDを非表示/違反報告)
猫の恩返し(プロフ) - いえいえ(*^▽^*) (2020年4月12日 9時) (レス) id: 4d3e3864e8 (このIDを非表示/違反報告)
メロンパン(プロフ) - あーそうです！分かってくださる方がいて嬉しいです！ありがとうございます！！ (2020年4月11日 21時) (レス) id: 11ce26ac8f (このIDを非表示/違反報告)
猫の恩返し(プロフ) - パァン、、、確か進撃の巨人のヒストリアがサシャにパンを上げた時の反応だっけ？ (2020年3月30日 15時) (レス) id: 4d3e3864e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メロンパン&椿 x他1人 | 作成日時：2020年1月2日 10時
