番外編 （100人記念） ページ24
ある日の休日。
そろそろ季節の変わり目ということで、新しい服を買いたいと思い、近所のショッピングセンターに来た。
なのに・・・
「あっれ〜、Aちゃんじゃん。何してんの？」
何故か赤髪のクラスメイトど出くわした。
神様というものがいるのなら、今すぐ時間を巻き戻して欲しい。
浮かれてショッピングになんてくるんじゃなかった！
くそう！←
「別に、服を買いに来ただけです。もう帰るところでしたので、さようなら。」
必要最低限の会話だけで済まそうとしたのが悪かった。
「あ、じゃあさ、最近できたカフェ行こうよ。
あそこ男1人じゃ入りづらいんだよね〜。」
赤髪さんからの突然の爆弾投下。
考えるまでもなく、答えは出ている。
「嫌です←」
2人でいるところを知り合いに目撃され、下世話な勘ぐりをされたら困る。
簡潔に答え去ろうとした時、
「あーあ、俺この間ウサギ取ってあげたのにな〜。」
いつぞやの記憶が呼び起こされ、私は足を止めなくてはいけなくなった。
確かに、あの時のお礼がまだできていなかった。
どうする！？どうするんだ上条A！！←
「・・・1時間だけですよ。」
かくして、私は貴重な休日を赤髪さんとのカフェに使うことになった。←
〜〜〜〜〜〜〜〜
赤髪さんに連れてこられたカフェは、確かに可愛らしい内装で男1人にはハードルが高そうだった。
店員に2人がけの席を案内され、店のおすすめだというケーキを頼んだ。
ケーキが出てくる間、店の外をボーッと眺める。
・・というか、私いつも赤髪さんの押しに負けている気がする。
流石、不良は人を強請るのが上手い。
「ねえ、今失礼なこと考えてたでしょ。」
最近の不良は野性の勘まで鋭いのか←
今考えてたことが、この赤髪悪魔にバレないよう平静を装った。
「いえ。ただ外を眺めていただけですよ。」
私のその答えを信じたのか、はたまたどうでも良いことだったのか、赤髪さんは「ふうん。」といって会話を切り上げた。
そのタイミングで、丁度よくケーキが運ばれてきた。
どーでも良いことを話しながら、2人でケーキを食べる。
フルーツが多めに入っていたので、中々お腹が満たされた。
「帰る前にお手洗いに行ってきます。」
そう言って、席を立った。
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メロンパン(プロフ) - まるこ。…さん» お返事がとっても遅れてしまい大変申し訳ないです(´；ω；｀)コメントありがとうございます！本当に亀更新で申し訳ないですが、頑張って更新していきますので、これからもどうぞよろしくお願いします(о´∀`о) (2021年4月6日 21時) (
レス) id: 11ce26ac8f (このIDを非表示/違反報告)
まるこ。… - すごい面白いです！続き楽しみにしています。更新頑張ってください(´∀｀*)応援してます！ (2020年11月1日 19時) (レス) id: df2bcec275 (このIDを非表示/違反報告)
猫の恩返し(プロフ) - いえいえ(*^▽^*) (2020年4月12日 9時) (レス) id: 4d3e3864e8 (このIDを非表示/違反報告)
メロンパン(プロフ) - あーそうです！分かってくださる方がいて嬉しいです！ありがとうございます！！ (2020年4月11日 21時) (レス) id: 11ce26ac8f (このIDを非表示/違反報告)
猫の恩返し(プロフ) - パァン、、、確か進撃の巨人のヒストリアがサシャにパンを上げた時の反応だっけ？ (2020年3月30日 15時) (レス) id: 4d3e3864e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メロンパン&椿 x他1人 | 作成日時：2020年1月2日 10時
