６２話 ★ ページ17
ていうか本当に付き合ってる訳でもないのになんでそんなサービス精神旺盛なんだろうか。
うちの両親が誤解するからやめてほしい。
「あら、赤羽君、お皿もう空じゃない。おかわりいる？」
席を立つ母にあ、じゃあお願いしますなんて笑顔を作る赤髪さん。
…私から見れば胡散臭さ満載でしかないのだが、いつまで騙されているのか、未だに気付く様子のない母はやっぱり男の子はたくさん食べてくれるから嬉しいわ〜、なんて料理をよそいに行った。
「ちょっと赤髪さん、いつまでここに居るつもりなんですか。早く帰りましょうよ」
軽く小突くと、返ってきたのはんー、とやはり素っ気ない返事。
お腹が空いているのかと思いコンビニで何か買うからと提案するも、彼はもうちょっとだけ、と一言。
これ以上ここに居ることに、彼にとって一体何のメリットがあるというのか。その意図を探ろうと彼の目を見てみても、何も読み取ることはできない。
………何なんだ、本当に。
複雑な心境の中、夕飯を口に運んでいった。
.
「ごちそうさまでした」
「あら〜たくさん食べてくれてありがとう」
丁寧に手を合わせる赤髪さんの前には、たくさん並んだ空のお皿。
男嫌いで兄弟もいない私は、男子というのはこんなに食べるものなのか、と正直驚きながら少し遅れて…ごちそうさまでした、と手を合わせた。
「お口に合ったならよかったわ〜」
「とても美味しかったです」
おい、おい！そいつ猫かぶってるぞ！←
あらそう？と嬉しそうにする母に目線で訴えるものの、のん気なもので全く気付かない。
赤髪さんは赤髪さんでその演技はいつまで続けるつもりなんだろうか。
…まあそれはいい、夜ご飯も済んだことだし早く赤髪さんを送り帰そう。
「じゃあそろそ「赤羽君、もしよかったらゲームでもしないか？」
はいいいいぃぃぃぃ！！？？
「ちょ、ちょっとお父さん！」
「なに、いいじゃないか。少しだけだ」
な？と既にゲームを始める気満々の父。取り出したのはLINEで最近ハマってると言っていた某ゲーム。
ていうかあなた、一緒にゲームしたいだけじゃん！！←
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メロンパンです。
最近私ばかりの更新ですみません！
もうしばらくは私が主な更新になってしまいますが、ちゃんと椿姫の更新もありますのでしばしお待ちください！
楽しみにしていらっしゃる皆さんには申し訳ないです…(´；ω；｀)
いつもありがとうございます！
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メロンパン(プロフ) - まるこ。…さん» お返事がとっても遅れてしまい大変申し訳ないです(´；ω；｀)コメントありがとうございます！本当に亀更新で申し訳ないですが、頑張って更新していきますので、これからもどうぞよろしくお願いします(о´∀`о) (2021年4月6日 21時) (
レス) id: 11ce26ac8f (このIDを非表示/違反報告)
まるこ。… - すごい面白いです！続き楽しみにしています。更新頑張ってください(´∀｀*)応援してます！ (2020年11月1日 19時) (レス) id: df2bcec275 (このIDを非表示/違反報告)
猫の恩返し(プロフ) - いえいえ(*^▽^*) (2020年4月12日 9時) (レス) id: 4d3e3864e8 (このIDを非表示/違反報告)
メロンパン(プロフ) - あーそうです！分かってくださる方がいて嬉しいです！ありがとうございます！！ (2020年4月11日 21時) (レス) id: 11ce26ac8f (このIDを非表示/違反報告)
猫の恩返し(プロフ) - パァン、、、確か進撃の巨人のヒストリアがサシャにパンを上げた時の反応だっけ？ (2020年3月30日 15時) (レス) id: 4d3e3864e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メロンパン&椿 x他1人 | 作成日時：2020年1月2日 10時
