129:うしさせ ページ43
「ごめんなさい！」
「え？、、、何？」
週末、彼と電話しながら仕事から帰り玄関を開けると突然まーしぃに頭を下げられて驚いた。
「Aちゃん、許したって」
必死に私に訴えかけるさかたんと、それに頷くうらたん。
この状況はなんなんだろうと並んだ三人の後ろにいる彼に視線を向けると楽しそうに声を殺して笑っている。
「怒ってる？」
頭を下げたままのまーしぃと私を伺うさかたん。
「Aちゃんが許してくれたら今日遊んでいいって」
センラが、、、とうらたんが口を開いて小さく言ってやっと理解ができた。
(こないだのことかぁ...)
彼が私が怒っているとでも言ったんだろう、どうしようかなぁと頭の端で考える。
「センラと初めて喧嘩しちゃったしなぁ...」
ぴく、とまーしぃの肩が動く。
「なかなか仲直り出来なかったね？」
「、、、そうやね」
長かったわ、と彼も話を合わせてくれた。
「まーしぃがあんなこと言わなきゃみんなで美味しくプリン食べれたのに」
あのプリン美味しかったねぇ、とさかたんとうらたんが頷き合っている。
「まーしぃ」
「、、、はい」
「反省した？」
ここまでやること無かったかなと私も笑えてきてしまって我慢出来そうにない。
「しました！！！」
他の人には聞こえないにしろ頭を下げたままの大きな声が面白くてあはは！と笑ってしまうとまーしぃはようやく頭を上げてくれた。
「ごめんね、怒ってないよ」
「え？！」
「Aちゃんが許してくれたらなって言うただけやん」
勢いよく彼に振り返ったまーしぃが驚いた顔をしている。
飄々と怒ってるなんて言ってないで、という彼に三人とも怒り始めた。
「許してくれたらとか言うから怒ってるかと思ったやんけ！」
「もう来たらあかんって言われたらどうしようって思ってたのにー！」
ぎゃあぎゃあと騒がしくなった玄関で静かにヒールを脱ぐとうらたんだけそれに気付いておかえりと言ってくれた。
「ただいま」
いつ終わるのかなぁと眺めているとヒールを脱いだ私に気付いた彼が三人に早くリビングに行けと言う。
「くそー、騙された！、、、でもごめんな、今度から誤解されるような言い方はここではやめる」
反省した、と私に向き直ったまーしぃが真面目な顔で謝ってくれた。
「気にしてないよ。大丈夫」
もっと怒ってやれば良かったのにと彼が笑う。
怒り方がわからないと言うとAちゃんらしいなと笑っておかえりとキスしてくれた。
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あーりん(プロフ) - ふらわぁさん» 発狂だなんてありがとうございますw出来る時になるべく更新するようにしているのでこれからもお付き合いお願い致します★ (2019年6月18日 5時) (
レス) id: 509e058229 (このIDを非表示/違反報告)
ふらわぁ(プロフ) - もう、更新早めで発狂してました (2019年6月17日 19時) (レス) id: c190ba3ed4 (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - 白雨さん» 白雨様ー！ありがとうございます！m(_ _)mキャラクター崩壊も甚だしいですがこれからもよろしくお願い致します！ (2019年6月17日 16時) (レス) id: 509e058229 (このIDを非表示/違反報告)
白雨(プロフ) - 赤星になりましたね！おめでとうございます〜！これからの展開も楽しみにしてます(*´艸｀) (2019年6月17日 11時) (レス) id: 7f0c200b78 (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - ふらわぁさん» ありがとうございます！深夜更新が多いのでご迷惑をおかけするかもしれませんがお付き合いよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年6月16日 23時) (レス) id: 509e058229 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーりん | 作成日時：2019年6月9日 16時
