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(センラ、、、)
いつ目を覚ましても視線を移すと彼は隣にいて大丈夫？とすぐに声をかけてくれる。
何も言わなくても優しく触れてくれる大きい手に安心する。
「センラ」
「んー？どうしたん」
「すき」
「、、、俺も大好き」
一瞬驚いた顔をした彼だけど、すぐに笑ってキスをしてくれた。
「そんな可愛いこと言われても何も出来ひんから辛いんやけど」
はー、とため息をついて見下ろす彼を見て小さく笑う。
私を見て、ちょっと元気になったみたいでよかったと彼は目を細めた。
「センラのおかげで元気になったよ」
「まだ寝てなあかんよ」
起き上がろうとする私を寝かすと再び布団を掛けられる。
「ほんとに。熱測ってみようよ、きっと下がってるよ」
ほんまー？と渡された体温計で測ってみると微熱程に下がっていて、ほらねと体温計を渡す。
「まだ熱はあるやんか」
だめ、と優しく布団を叩かれる。
「元気になったから眠くない」
「あかんよ、病気したら寝るのが仕事」
ほら、と目を大きい手で覆われて閉じさせられる。
「センラ」
「なにー？」
「一緒に寝てくれる？」
「しんどくないの？」
一人で寝たくないと言うとわかった、と隣のいつもの位置に横になってくれた。
「センラ寝てないの？」
「センラは寝なくても大丈夫ですよ」
Aちゃんはいっぱい寝て、と片肘をついた彼が見下ろしながら布団の上からぽんぽんとリズム良く叩く。
「センラ」
「ん？」
「センラ」
「なんなん、なに？」
「、、、センラ」
「Aちゃん」
どうしたん、甘えたいん？と頬を撫でてくれる指がくすぐったい。
うん、と頷くと可愛いと言われて唇が重なった。
「何も出来ひんのがつらい〜」
髪を撫でながら天井を仰ぐ彼に笑いながらごめんねと言うと首を振る。
「毎日仕事頑張ってたから、身体休めなさいってことやったんよ」
ちょっと頑張りすぎたんやねと優しく言われて泣きそうになる。
いつもそばにいて欲しい言葉をくれる。
風邪を引いても一人だったらきっと不安で仕方なかった。
頼ることも、甘えることも彼がいてこその事だ。
一人で頑張らないとと思っていた私には、大きすぎる存在。
目が覚めてもよくわからない不安に悩まされる夜が無くなった。
さみしいと思うことも無くなった。
辛いことがあっても彼が大丈夫と励ましてくれる。
いつも側で見つめてくれる優しい瞳に、私はいつも助けられてる。
(はやく治そう)
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あーりん(プロフ) - ふらわぁさん» 発狂だなんてありがとうございますw出来る時になるべく更新するようにしているのでこれからもお付き合いお願い致します★ (2019年6月18日 5時) (
レス) id: 509e058229 (このIDを非表示/違反報告)
ふらわぁ(プロフ) - もう、更新早めで発狂してました (2019年6月17日 19時) (レス) id: c190ba3ed4 (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - 白雨さん» 白雨様ー！ありがとうございます！m(_ _)mキャラクター崩壊も甚だしいですがこれからもよろしくお願い致します！ (2019年6月17日 16時) (レス) id: 509e058229 (このIDを非表示/違反報告)
白雨(プロフ) - 赤星になりましたね！おめでとうございます〜！これからの展開も楽しみにしてます(*´艸｀) (2019年6月17日 11時) (レス) id: 7f0c200b78 (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - ふらわぁさん» ありがとうございます！深夜更新が多いのでご迷惑をおかけするかもしれませんがお付き合いよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年6月16日 23時) (レス) id: 509e058229 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーりん | 作成日時：2019年6月9日 16時
