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「でもまぁ、契約した身としては手は下せないから仲間に頼むんやけどな」
うらたんとまーしぃが頷き合っている。
「Aちゃん怖がってるやんか。やめようやこの話」
さかたんが私に大丈夫？ごめんね、と優しく声をかけてくれる。
「嫌な話やけど、綺麗な魔法ばっかり使ってきたわけじゃないんよ。ある程度力を持つ妖怪になるには人との契約も必要やったし。まーしぃが知らん方がええと思うって言うたのは、Aちゃんに怖がって欲しくなかったからやから」
だからわかってあげてね。と言うさかたんの顔は悲しそうで、でもある程度の事は知っておかないと勝手に契約したんだから可哀想だろといううらたんにも優しさを感じた。
「Aちゃんに危害を与えるとか、何かしてやろうとかは無いから安心してよ」
「そうそう。そんなんしたらセンラに殺られかねんからな」
わざとおどけてくれたのかうらたんとまーしぃがだから心配しないでと私に言う。
「好きに扱えるって言うたけど、センラはここから出れても力は戻ってないから何も出来ひんし。戻ったとしても魔法が使えるわけやないからここにいてAちゃんおらんくてさみしい〜！って言うだけのしょうもない妖怪や」
「しょうもなくて悪かったな！」
「今まで通り、なーんも変わらんよ。お札がいらんくなっただけ。でも本当に契約を無かったことにしたくなったら言うて。センラの事は俺らが追い出してあげる」
「何でえらそーにお前が言うねん」
いつもの様に始まったさかたんとの兄弟喧嘩のようなものにほっとする。
(元は、人間)
さっきの気持ちまでは手に入らないと言ったうらたんの言葉は私を安心させた。
いまいち妖怪というものがわかっていない私は彼を人と同じように思っている所があるし魔法が使えたとしてそれをして欲しいとも思わない。
(今まで通り)
血を分けるのも、彼が望んだこと。
「難しい事考えやんと面倒見たってな。センラがそうしたいと思ってやったことやし」
私の気持ちを見透かしたようなまーしぃの言葉に、笑顔で頷いた。
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あーりん(プロフ) - あみたさん» コメントありがとうございます！占ツクを始めたばかりで仕様もよく分かっておりませんので今のところ予定はありません; (2019年6月9日 11時) (
レス) id: 509e058229 (このIDを非表示/違反報告)
あみた(プロフ) - あの、R18をフラグを立てた別ページでお書きする予定は御座いませんでしょうか(><) (2019年6月9日 5時) (レス) id: d58bcb8372 (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - ばなにゃさん» コメントありがとうございます！今後もお付き合い頂けると嬉しいですm(_ _)m (2019年6月7日 13時) (レス) id: 509e058229 (このIDを非表示/違反報告)
ばなにゃ - すごくおもしろいです！これからも頑張ってくださいね♪ (2019年6月6日 13時) (レス) id: 58576af7fa (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - 関西風しらすぅ@坂田家さん» 優しくてよく笑う、可愛いというイメージなのでそういって頂けて嬉しいですw (2019年6月6日 8時) (レス) id: 509e058229 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーりん | 作成日時：2019年5月27日 0時
