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抱きかかえられていた身体がベッドにゆっくりと寝かされる感覚に驚いて瞳を開くと悪戯に笑う彼と目が合う。
「センラ、あの...」
「したいんやけど...」
あかん？と可愛らしく首を傾げられて困る。
何が困るって「したい」の意味を理解した上で嫌じゃないことと既に期待してしまっている自分がいること。
(でも、、、)
夕方が近いとはいえ明るい所はちょっと、、、でも何て言おうと彼の顔を眺めながらどぎまぎしているとだんだん不安そうな顔になっていくのがわかる。
「うそ。嫌なことはしたくないから」
「違うくて、あのね、」
慌てて否定すると余計にじっと顔を見られて顔に熱が集中する。
「あの、」
「なーに？」
いつまでも言わない私にしびれを切らすことなく待っていてくれる彼の首に腕を回して引き寄せると素直に首筋に顔を埋めてくれた。
「嫌じゃなくて。あの、明るいのは、、恥ずかしい、、、、かもしれないです、、、」
「、、、、はい」
引き寄せた彼の耳元で小さな声で正直な気持ちを伝えるとくすくすと笑いながら返事をして優しくこめかみに唇を落としてくれた。
「ねぇ、じゃあ夜ならええの？」
「え、、、、」
(なんて答えれば...)
言葉の端を捉えて意地悪に笑う彼に黙って頷くと、じゃあ今は我慢するねと唇にキスされた。
------------
夜ならいいと頷いてしまったけどどうしようと夕飯もお風呂も気が気じゃない。
簡単な料理なのに焦がすわ長風呂をしすぎて倒れているんじゃないかと様子を見にこられる始末だった。
「乾かして？」
ソファの下で見上げてくる彼は相変わらず可愛くていいよ、と言うといそいそとコンセントに繋いでこちらを向いている。
優しく風をあてると気持ちよさそうに目を閉じて私の足に腕を組んで乗せる。
前髪が乾くと瞳を開いて見つめてくるから閉じさせようと瞳を手で覆うと楽しそうにみえへんー、と声を上げて笑う。
私の手を退けるわけでもなく顔みたいー、なんでやー、と文句を言い続ける彼を見ながらこの人は私の事が好きなのかと今までの事を思い出す。
(Aちゃんのこと、すき)
訛りのある柔らかい彼の声は安心する。
話せない時もいてくれるだけで安心できたけど、、、
(好き)
改めて思いながらドライヤーを切ると手を取られ、なんで隠すのと拗ねる彼に初めて自分から唇にキスをした。
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あーりん(プロフ) - あみたさん» コメントありがとうございます！占ツクを始めたばかりで仕様もよく分かっておりませんので今のところ予定はありません; (2019年6月9日 11時) (
レス) id: 509e058229 (このIDを非表示/違反報告)
あみた(プロフ) - あの、R18をフラグを立てた別ページでお書きする予定は御座いませんでしょうか(><) (2019年6月9日 5時) (レス) id: d58bcb8372 (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - ばなにゃさん» コメントありがとうございます！今後もお付き合い頂けると嬉しいですm(_ _)m (2019年6月7日 13時) (レス) id: 509e058229 (このIDを非表示/違反報告)
ばなにゃ - すごくおもしろいです！これからも頑張ってくださいね♪ (2019年6月6日 13時) (レス) id: 58576af7fa (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - 関西風しらすぅ@坂田家さん» 優しくてよく笑う、可愛いというイメージなのでそういって頂けて嬉しいですw (2019年6月6日 8時) (レス) id: 509e058229 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーりん | 作成日時：2019年5月27日 0時
