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ご飯もいらない、寝ておくというので一人でご飯とお風呂を済ませ、彼のことも心配でいつもよりだいぶ早い時間に寝室へと向かう。
心配しないでといつもより弱々しい彼を放っておける訳がない。
真っ暗な寝室に微かに光る彼の瞳。
私に気付くとゆっくり起き上がってソファで寝ると言い出したから焦ってしまう。
「なんで？ベッドで寝ないと余計しんどくなるよ」
寝かそうと彼の肩を押すけど苦しそうな息遣いのまま大丈夫と言う。
「ゆっくり寝て欲しいから」
隣におったら気になって寝られへんやろ？と薄く笑う。
「じゃあ、私もリビングで寝る」
「あかんよ、意味ないやん」
「じゃあここで一緒に寝ようよ」
「今日だけ。今日だけ別々に寝よう？」
いいこやから、言うこと聞いて？と困ったみたいに笑う彼が宥める様に髪を撫でてくれる。
「別々に寝たことない...」
「そうやね」
彼がこの家に来てから、一度だって別々に寝たことがない。
いつ目を覚ましても隣に彼がいるという安心感しか感じていなかったからか隣にいないなんて考えられない。
「センラがいないと寝れないもん」
「...そんな可愛いこと言わんといて」
撫でていた手が止まって大きい手は頬に滑るように降りてきた。
拗ねて膨れる私の頬を指の腹で優しくくすぐるように撫でられる。
「だから一緒に寝て。別々に寝るの嫌...」
子供みたいなわがままだと思う。
彼のことが心配で別々に寝るのが嫌なのもあるけどつい本音が出てしまった。
きっと言うことをきいてくれると甘えてしまう。
「わかった、ちゃんと寝てな？」
諦めたように再び横になり私のスペースを空けてくれた彼にほっとする。
「隣にいてくれるならちゃんと寝る」
寝たらリビングにいってしまうんじゃないかと不安が過ぎって彼の腕に自分の腕を絡める。
彼が吐息で小さく笑った。
おやすみ、と彼の冷たい唇がおでこに落とされて瞼を閉じる。
(明日は良くなってますように...)
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あーりん(プロフ) - あみたさん» コメントありがとうございます！占ツクを始めたばかりで仕様もよく分かっておりませんので今のところ予定はありません; (2019年6月9日 11時) (
レス) id: 509e058229 (このIDを非表示/違反報告)
あみた(プロフ) - あの、R18をフラグを立てた別ページでお書きする予定は御座いませんでしょうか(><) (2019年6月9日 5時) (レス) id: d58bcb8372 (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - ばなにゃさん» コメントありがとうございます！今後もお付き合い頂けると嬉しいですm(_ _)m (2019年6月7日 13時) (レス) id: 509e058229 (このIDを非表示/違反報告)
ばなにゃ - すごくおもしろいです！これからも頑張ってくださいね♪ (2019年6月6日 13時) (レス) id: 58576af7fa (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - 関西風しらすぅ@坂田家さん» 優しくてよく笑う、可愛いというイメージなのでそういって頂けて嬉しいですw (2019年6月6日 8時) (レス) id: 509e058229 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーりん | 作成日時：2019年5月27日 0時
