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突然姿を消したうらたんを見て、やっぱり人では無いんだなと特に驚く事ももう無く玄関を見つめていると手を取られる。
「あ、ごめん。ぼーっとしちゃった」
私の手を取り首を傾げる彼を見て、そういえば玄関に置きっぱなしだった。と鞄とショップバックを持ってリビングに移動する。
「センラに、プレゼント」
「?」
まだ呼び慣れない彼の名前に違和感を覚えるけど名前を呼べることも、それに反応してくれることも嬉しい。
開けていいの?という顔でソファに座らせた彼がショップバックを持って上目遣いで見上げてくる。
「どうぞ」
ソファの下に座り丁寧に開けていく彼を見ているとくすぐったい気持ちになる。
わくわくと袋を開けている彼が可愛い。
(喜んでくれるかな)
「!!!」
中から次々に出てくる洋服たちを広げては笑っている。
どうやら喜んでいるようでほっとした私は小さく笑った。
全部見終わった彼は服をソファに置くとAちゃん、と覚えたての私の名前を呼んでソファから降りて強く抱き締める。
「喜んで貰えた?私の服じゃもう小さいしね」
あれから大きくはなっていないものの成人男性でも少し背が高いだろう彼には私の服は窮屈だったに違いない。
うんうん、と私を抱き締めながら彼は何度も頷いている。
身体を離され見上げるとにこにこと嬉しそうに笑っている。
そして、いつか感じたおでこに少し冷たい感触。
(あ、、、、、、)
キスされたんだと気付くと顔が火照ってきたような気がする。
見られたくなくて両手で顔を覆うと彼が手を下ろさせようと腕を掴んでくる。
見ないで。と小さく言うともう一度抱き締められた。
「センラ、着てみたら?せっかくだし」
見たいな、と照れ隠しのように早口に告げると彼は嬉しそうに頷いて洋服を持ってリビングから出ていった。
ショップバックを畳みながらやっと治まってきた心臓。
(あんなのどこで覚えたの...)
ため息を1つついてそういえばタグを切ってあげるの忘れてた、とハサミを持ってセンラの元に向かった。
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おかゆ*(プロフ) - 番外編ありがとうございます!小センラさん大好きだったので悶えました……無理しない程度に頑張ってください (2019年10月9日 12時) (レス) id: 8572672a4d (このIDを非表示/違反報告)
関西風しらすぅ@坂田家 - 言葉喋るショタより何も喋らずに言葉理解してなかったり仕草で感情表現するショタの方が天使よな。まぁつまり神ってことよ。何のご褒美ですか。平日の夜中4時ににやけながらこれ読むってただの変態なんですけど。 (2019年6月6日 4時) (レス) id: f34e486c2f (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - あのんさん» ありがとうございます!コメント頂けると励みになります(;o;)これからも楽しんで頂けると嬉しいです! (2019年5月26日 20時) (レス) id: 509e058229 (このIDを非表示/違反報告)
あのん(プロフ) - とても好きです!!読む度癒やされてます! (2019年5月26日 20時) (レス) id: 2726eacb2c (このIDを非表示/違反報告)
月希(プロフ) - あーりんさん» 全然!!気長に待ってます!! (2019年5月22日 0時) (レス) id: 106e1f2421 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あーりん | 作成日時:2019年5月17日 21時