季節外れの… ページ3
「ねーぇA、何かお勧めの本とか無い？」
私の部屋で、ソウゴが零した言葉。
今日は、絶好の読書日和らしい。
(ちなみに今日は、私の部屋でお茶会中でもある)
「無難に、『走れメロス』とか？」
「あ、確か教科書に載ってた！ どんな話だっけ…」
「…？」
ソウゴは何となくピンときたみたいだけど、ゲイツとツクヨミが…
「どういうお話なの？」
「えっとね…主人公が王様✕そうとして…」
「いきなり物騒な話だな！」
ゲイツ、話は最後まで聞くものだよ？
「友人を人質にして、3日で故郷にいる妹の結婚式やって王宮に戻ってくるって話。読んでみて？」
ここまで聞いて納得してくれた模様。
早速読み耽るゲイツ。
…読むの早くない？
「メロスは、諦めなかったんだな。いい話だと思う。この人の他の作品もあるのか？」
「いっぱいあるよ。私個人としては『斜陽』と『女生徒』が好き。慣れてきたら『人間失格』にも挑戦してみて」
「A、これは？ えっと…何か怖そうね」
ツクヨミが指差したのは、まさかの『ドグラ・マグラ』。
「あぁ。それはね、日本３大奇書の一角で」
「A？ そこ聞いた時点でもう怖いんだけど…」
ソウゴがビビってる。
…あれ、ゲイツ、涙目になってない？
「精神病院に入れられた記憶喪失の患者さんの話。読むと精神に異常を来すって言われてる」
「よくそんな本を読めたね、A…」
「最初はざっとしか読めなかったから、今度時間がある時にでもじっくりと……」
「A、それは却下させて貰うよ」
ウォズストップがここで掛かった。
「私はこの『勝手に生きろ！』も好きだが」
「うんうん、主人公の生き方が良いよね。もう一気に読んじゃった」
「じゃあさ、これは？ 『舞姫』」
「恋愛物だね。エリスが滅茶苦茶美人なの」
………
本談議になると、全員止まらなくなるみたい。
気づいたら、もう夜だった。
部屋から○○[如月 コヨミ様リクエスト！]→←再び襲い来る混沌と安らぎ
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礼−あや− - 誠に申し訳ありません、現在のアカウントにログインできなくなりました…それに伴い、このお話の更新ができなくなります。このような形で物語を終わらせてしまう事、どうかお許し下さい。 (2021年3月20日 15時) (
レス) id: c6a418bc5c (このIDを非表示/違反報告)
如月 コヨミ(プロフ) - タイトルはEP?高校生の従者 2021でお願いいたします！ (2021年3月14日 9時) (レス) id: 2e41d429be (このIDを非表示/違反報告)
如月 コヨミ(プロフ) - リクエストします！ブレイブの不破くん書いてほしいです！ (2021年3月14日 9時) (レス) id: 2e41d429be (このIDを非表示/違反報告)
如月 コヨミ(プロフ) - リクエストします！きんべくんを出してください！タイトルはEP：?小３のウォズ 2021でお願いいたします！ (2021年1月22日 17時) (レス) id: 2e41d429be (このIDを非表示/違反報告)
如月 コヨミ(プロフ) - そろそろ妊活系のお話も読みたいです。 (2020年11月13日 19時) (レス) id: ea5df0a65e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：礼ｰあやｰ | 作者ホームページ：http://fWi391Zg.com
作成日時：2020年3月23日 23時
