EP? 2020:Photographer,Woz ページ15
ワンクッション。
少々過去捏造有りです。
解釈違いの方、何卒何卒、ご自衛下さい。
Aside
からん、からん。
今日も、クジゴジ堂のベルが鳴る。
「いらっしゃいませ…ってあれ？」
見覚えのある人影だった。
確か、高校の卒アルの写真撮ってた……
「千秋さん！ お久しぶりです！」
「Aちゃんか、久しぶり。元気してた？」
カメラマンの千秋さん。
今は高校での仕事を辞めて別の仕事に専念しているようだけど、その柔い物腰は変わらないまま。
「…あれ、その指環」
「はい。良い縁に恵まれました」
そっか、と笑う姿も、高校時代の姿をそのまま切り取ったかのようだ。
「店主さんはお留守？」
店内をくるりと見渡す彼の手には、懐中時計が大事そうに握られていた。
「はい、皆買い出しに行ってるんです。私は店番で」
「じゃあ、ここで少し待たせて貰おうかな。Aちゃんのお話も、色々聞きたいし」
そうと決まれば、お茶でも入れてこようかな。
思い立ってキッチンに向かおうとした時。
カラン、カラン。
「ただいまー！」
「あぁ、いらっしゃい。お客さん？」
皆が帰って来た。
持っていた荷物をゲイツに預け、私の元に飛び込む人影がひとつ。
「おかえり、ウォズ」
「あぁ、ただいま」
最近冷え込んできているせいか、彼の指先はほんの少し冷たかった。
「ウォズ。お客さんの前なんだから」
「Aもびっくりしてるわ」
すかさずツッコんでくれる二人は、すっかり大人びてしまった。
「この方が、Aちゃんの！」
「A、彼と知り合いなのかい？」
…二人の間の温度差が激しい。
千秋さんからは花が舞ってて。
ウォズの温度は少しずつ下がっていく…。
「あ、えと……っ、あ…痛っ……ねぇ……」
弁解の余地も無い。
首筋への甘い攻撃が、止まない。
「……」
急にそれが止んだかと思えば。
「…続きは、今夜」
視界の端で、優しいカメラマンは困ったような笑みを浮かべていた。
✂✂✂✂✂
お久しぶりにございます。
久々に更新したら訳分からなくなりました…
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礼−あや− - 誠に申し訳ありません、現在のアカウントにログインできなくなりました…それに伴い、このお話の更新ができなくなります。このような形で物語を終わらせてしまう事、どうかお許し下さい。 (2021年3月20日 15時) (
レス) id: c6a418bc5c (このIDを非表示/違反報告)
如月 コヨミ(プロフ) - タイトルはEP?高校生の従者 2021でお願いいたします！ (2021年3月14日 9時) (レス) id: 2e41d429be (このIDを非表示/違反報告)
如月 コヨミ(プロフ) - リクエストします！ブレイブの不破くん書いてほしいです！ (2021年3月14日 9時) (レス) id: 2e41d429be (このIDを非表示/違反報告)
如月 コヨミ(プロフ) - リクエストします！きんべくんを出してください！タイトルはEP：?小３のウォズ 2021でお願いいたします！ (2021年1月22日 17時) (レス) id: 2e41d429be (このIDを非表示/違反報告)
如月 コヨミ(プロフ) - そろそろ妊活系のお話も読みたいです。 (2020年11月13日 19時) (レス) id: ea5df0a65e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：礼ｰあやｰ | 作者ホームページ：http://fWi391Zg.com
作成日時：2020年3月23日 23時
