二十歳記念日[如月 コヨミ様リクエスト！] ページ11
今日は珍しく、クジゴジ堂での夕食を終えて。
「うん？ おいウォズ、何だそれは」
ウォズが棚から取り出したニ本の瓶に、ゲイツがいち早く気づいた。
「ああ。見ての通りワ……」
「却下。お前は酔ったら白ウォズより厄介だ」
え、そうなの？
ウォズが酔うなんて、想像つかないな…。
…てか、二本の瓶から、荘厳さというか、重みのような何かを感じるんだけど…。
「私がどうかしたかい？ 我が救世主。おや、これはシャトー·ディケムの2001年モノ…それに、ロマネ·コンティの64年モノじゃないか！ 一体どうしたんだい？」
白ウォズに赤ウォズ。
またいつの間にか入って来てる。
「Aももう二十歳だからね。今日の為に取っておいた」
目の前で何やら専門用語が飛び交うが、私にはさっぱり分からない。
その間にも、ソウゴ達はそーっと各々の部屋に戻っていたようだ。
「Aとこうして盃を交わす事、ずっと夢見ていたんだ」
手渡されたグラスに、白ワインが注がれた。
何だっけ…しゃとーでぃけむ？
「そう言えば、何に乾杯するんだい？」
と、白ウォズ。
「ふむ……改めて言われると、思いつかないね」
悩むウォズ。
「今日一日平和だったし、それ？」
提案してみる。
「では…平穏な今日と言う日に」
4つのワイングラスが、カチンと小気味良い音を奏でた。
恐る恐る、一口目…。
あれ、何か、目の前がぼんやり……
ウォズside
「お…っと」
Aにはまだ早かったかな。
否。そう言えば、間違えて飲んでしまったいつぞやのAもこうなっていたような…。
「A、相当酒に弱いようだね」
「とりあえず、寝室に運ぼうか」
Aを抱きかかえる。
やはり軽い。先程食べた分はどこへやら。
Aの寝室。
模様替えしたらしく、若干涼しげな印象だ。
「寝顔…随分と愛らしいじゃないか」
「白ウォズ、分かっていると思うが」
「起こしはしないさ。また怒られるのは二度とごめんだからね」
静寂の中で寝顔を眺めている内、私達もすっかり眠ってしまっていた。
まさか、3人揃って首を寝違えるとは…
EP.? 2020:NowTuber,Woz→←和装ならきっとこう[如月 コヨミ様リクエスト！]
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礼−あや− - 誠に申し訳ありません、現在のアカウントにログインできなくなりました…それに伴い、このお話の更新ができなくなります。このような形で物語を終わらせてしまう事、どうかお許し下さい。 (2021年3月20日 15時) (
レス) id: c6a418bc5c (このIDを非表示/違反報告)
如月 コヨミ(プロフ) - タイトルはEP?高校生の従者 2021でお願いいたします！ (2021年3月14日 9時) (レス) id: 2e41d429be (このIDを非表示/違反報告)
如月 コヨミ(プロフ) - リクエストします！ブレイブの不破くん書いてほしいです！ (2021年3月14日 9時) (レス) id: 2e41d429be (このIDを非表示/違反報告)
如月 コヨミ(プロフ) - リクエストします！きんべくんを出してください！タイトルはEP：?小３のウォズ 2021でお願いいたします！ (2021年1月22日 17時) (レス) id: 2e41d429be (このIDを非表示/違反報告)
如月 コヨミ(プロフ) - そろそろ妊活系のお話も読みたいです。 (2020年11月13日 19時) (レス) id: ea5df0a65e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：礼ｰあやｰ | 作者ホームページ：http://fWi391Zg.com
作成日時：2020年3月23日 23時
